映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって『007』シリーズから卒業する俳優のダニエル・クレイグが、撮影終了時にスタッフに感謝のメッセージを送っていた。(フロントロウ編集部)

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』撮影終了時のダニエルの言葉

 15年間ジェームズ・ボンド役を演じ続け、『007』シリーズ5作品に出演したダニエル・クレイグのボンド作品となった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がついに公開。監督の交代劇や新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はかなり評判がよく、海外の批評家たちにも大好評。

 今回の作品はレア・セドゥ、ベン・ウィショーといったお馴染みのメンバーに加え、ラミ・マレックやラシャーナ・リンチも出演し、豪華キャストが共演。

 ダニエルの『007』シリーズ卒業作ということでこれまで以上に注目を集めている『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、撮影現場が爆発したりダニエルが怪我で2 週間撮影を離れたりと数々のアクシデントがあった。

怪我をした後も固定具をしたままトレーニングに励むダニエル。

 そんな『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影が終了した時に、ダニエルが大勢のスタッフを前に、時折言葉を詰まらせながら感謝のメッセージを送った。

 「ここにいる多くの人たちは、私と一緒に5つの映画を手がけました。私がこれらの映画についてどう思っているのか、いろいろと言われているのは知っています。しかし、私はこれらの映画の1秒1秒を愛してきました。特に今回の映画は、毎朝起きて、みんなと一緒に仕事をする機会があったからです。そしてそれは、私の人生の中でも最高の栄誉のひとつとなりました」

 ダニエルは日本とイギリスを繋いで行なわれた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のオンラインイベントでも「ここにいる人たちを含め、業界の最高峰と一緒に仕事をすることができた。これが僕が一番恋しく思うことだと思う」とスタッフたちとの別れを寂しがる発言があり、長年連れ添ったスタッフへの思い入れが強かった。

 ついに『007』シリーズから卒業するダニエル。キャストとスタッフが一丸となって制作した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は必見。

(フロントロウ編集部)

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