日本時間10月5日に世界的なアクセス障害が起きて、フェイスブック社が所有するフェイスブックやインスタグラムに一時的にアクセスできなくなる事態に。数時間後には回復したが、この日、フェイスブック社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が被った損失が莫大だった。(フロントロウ編集部)

マーク・ザッカーバーグにとって散々な1日に

 日本時間10月5日午前1時頃、フェイスブック社が保有するフェイスブックやインスタグラム、メッセージアプリのワッツアップ・メッセンジャー(WhatsApp Messenger)でアクセス障害が発生。およそ7時間後にはほとんど復旧したことが発表されたが、世界中のユーザーたちがこの間にアプリにアクセスすることができず、他の手段で連絡を取り合うことを余儀なくされる事態となった。

画像: マーク・ザッカーバーグにとって散々な1日に

 一部の連絡手段が使えなくなってしまったユーザーたちにとっては散々な数時間となったが、フェイスブック社の創設者にしてCEOのマーク・ザッカーバーグ氏には、当然ながら、経営者として経済的にも大打撃が。

 米Bloombergの報道によれば、フェイスブック社の株価が米現地時間10月4日に4.9%も急落し
ザッカーバーグ氏はたった1日でおよそ60億ドル(約6,600億円)もの資産を失ってしまったという。

 フェイスブック社は米現地時間10月3日、内部告発者が米CBSの番組『60ミニッツ』に出演して、会社が自社サービスの問題を把握しているにもかかわらずそれらに目を瞑っていたと訴えたことも話題に。その直後にアクセス障害に見舞われ、立て続けに問題が重なったことで、株価の急落に繋がったと見られている。

 ザッカーバーグ氏は自社サービスの復旧後にフェイスブックを更新。謝罪のメッセージを投稿して、次のように記した。「フェイスブックもインスタグラムも、ワッツアップ・メッセンジャーもオンラインに復活しました。今日の混乱をお詫びします。みなさんが気にかけてる方々との繋がりを保つために、みなさんがどれだけ我々のサービスに頼っていただいているかは理解しています」。

(フロントロウ編集部)

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