映画『ワイルド・スピード』シリーズなどの出演作で知られる俳優のドウェイン・ジョンソンが、Tech N9neの新曲でラッパーデビューを果たした。(フロントロウ編集部)

ロック様がラッパーデビューを果たす

 プロレスラーから俳優へと華麗なる転身を遂げて以降、話題作に次々と出演する超売れっ子俳優のドウェイン・ジョンソンが、Tech N9ne(テック・ナイン)の新曲「Face Off(フェイス・オフ)」に“ラッパー”として参加していることがわかった。

 数年前、アメフト界の裏側を描いたドウェイン主演のドラマ『ballers / ボーラーズ』の撮影現場をTech N9neが訪れたことで2人は知り合いに。その後、Tech N9neがこの曲をドウェインにDM(ダイレクトメッセージ)で送ったことがきっかけで夢のコラボが実現した。

 ドウェインは、「俺は音楽が大好きだ。映画の中で音楽的な要素を取り入れられるときは、いつでもそうしたいと思っている。テックが連絡をくれたとき、俺ならできると思った。俺たちは、仕事に対する姿勢や意欲という点で一致している。テックと俺が初めて会ったのは何年も前のことで、『ballers』の撮影現場でよく自分がこの場所で一番の働き者になるというアイデアについて話をしていた。あのとき彼が言っていた、『この撮影現場にもどこにも俺を満腹にするだけの食べ物はない。俺はつねに“ハングリー”でいたいんだ』という言葉を今でも覚えてる。その言葉がとにかく好きなんだ」と、米Varietyにコメントを寄せている。

 今回、自身のパートの歌詞の作詞も担当したドウェインは、今後も良い話があれば参加したいと意欲を見せた一方で、ヒップホップアーティストとして本格的に活動をしたいという願望は「まったくない」とVarietyに語っている。(フロントロウ編集部)

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