国際カミングアウト・デーである10月11日に、新星スーパーマンがDCの新作コミックスで男性とロマンスすることが明かされた。(フロントロウ編集部)

バットマンのロビンに続き、ジョナサン・ケントも公表

 DCコミックスを代表するスーパーヒーローであるスーパーマン。その正体はクラーク・ケントとして有名だが、現代においては、クラークと妻ロイス・レインの子供であるジョナサン・ケントへと引き継がれている。

 そんな彼が、新作コミックス『Superman: Son of Kal-El』で同性のキャラクターと恋に落ちることが描かれるという。相手の名前はジェイ・ナカムラ。名字からして日系人だと思われ、しかも、母親のロイス・レインと同じくジャーナリストだという。

 シリーズを執筆しているトム・テイラーは、「私はいつも、誰もがヒーローを必要としており、誰もがヒーローの中に自分を見出すべきだと言ってきました。今日、地球上で最強のスーパーヒーローであるスーパーマンがバイセクシャルであることをカミングアウトしました」とツイート。

 コミックス業界では、現実世界を正しく反映するレプリゼンテーションに対する取り組みが進んでおり、2021年にはバットマンの相棒であるロビンが男性の友人に恋愛感情を抱いていることを認め、アクアマンのコミックスではゲイの黒人男性が登場して話題を集めた。(フロントロウ編集部)

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