『スタートレック』シリーズのカーク船長役でおなじみの俳優ウィリアム・シャトナーが、90歳という高齢にもかかわらず宇宙に行くことにした理由を明かした。(フロントロウ編集部)

ウィリアム・シャトナーが宇宙への思いを語る

 映画『スタートレック』シリーズやそのもととなったドラマ『宇宙大作戦』でカーク船長を演じた俳優のウィリアム・シャトナー(90)が、アメリカの朝の情報番組『CBS Mornings(原題)』に出演し、宇宙旅行への意気込みを語った。

 先日、フロントロウでお伝えしたが、ウィリアムは、アマゾンの元CEOであるジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙開発企業「ブルー・オリジン」が現地時間10月13日(※天候の影響で12日から変更)に打ち上げを予定しているロケット「ニュー・シェパード」に搭乗することが決まっている。90歳での宇宙飛行は史上最高齢。

 ウィリアムのほかに、元NASAのエンジニアで衛星画像処理会社Planet Labsの共同設立者であるクリス・ボシュイゼン氏、フランスのソフトウェア会社Dassault Systemsのグレン・デ・ブライス氏、ブルーオリジンのフライト・オペレーションVPを務めるオードリー・パワーズ氏も乗る予定で、約11分間の旅の模様はドキュメンタリーの一部として撮影されることになっている。

 ウィリアムは、「宇宙に行った最年長者は自分だと言いたかった」と90歳で宇宙へ行く決意を固めた理由を明かすと、「宇宙を見たい。地球を見たい。地球を救うために何をすべきかを知りたい。今までとは違う視点を持ってみたい。それが私の見たいものなんだ」と続けた。

 また、念願の宇宙旅行へ行くことが決まった際、「宇宙の話はずっと前から聞いていた。この機会に自分の目で見てみたいと思う。なんという奇跡だろう」と声明を通じて期待を膨らませていたウィリアムは、帰還後に「地球への愛について(の曲を)書きたい」とも明かしている。(フロントロウ編集部)

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