厚塗り感のない、つるんとなめらかな美肌が叶うと、TikTokでとあるベースメイク術が話題沸騰中。従来のフェイスメイクの順番を“逆”にした画期的なメイク方法「アンダーペイント」の魅力と上手に仕上げるコツを今すぐチェック。(フロントロウ編集部)

TikTokで話題の「アンダーペイント」とは?

 シンガーのデミ・ロヴァートサブリナ・カーペンターなどの人気セレブを顧客に持つロサンゼルス在住のメイクアップアーティスト、ジル・パウエルによると、いまTikTokで話題になっている「アンダーペイント」とは、ファンデーションを塗る前にチーク、ブロンザー、シェーディング、ハイライトなどをのせる一風変わったベースメイク方法のこと。

画像1: TikTokで話題の「アンダーペイント」とは?

 じつは、この方法は昔からプロも実践しているそうで、ジルは「このメイクの最大のポイントは、まず肌に色(チークやシェーディング)をのせてから、ファンデーションを重ねるところ。ファンデーションがベールのような役割になって、チーク自体の発色をふわっと柔らかくしてくれるの」と米Allureでコメント。

 続けて、ジルは「だから例えば、“チークやシェーディングをどこにのせればいいのかわからない”という人でも、この方法なら失敗しにくいから、よくオススメしているね」とも明かした。

画像2: TikTokで話題の「アンダーペイント」とは?

 また、セレブを手がける人気メイクアップアーティストのジェイミー・グリーンバーグは「この方法でベースメイクを行なえば、肌がつるんとなめらかに仕上がって、よりナチュラルな印象に仕上がるよ」と話している。

難しいことは一切なし!誰でも出来る「アンダーペイント」のつくり方

 アンダーペイントは、文字通りファンデーションの「下」にチークやシェーディングをのせるメイクテク。そのため、パウダー類で肌が粉吹きしないように、メイク前にたっぷり保湿することがとても重要。

 俳優のクリステン・スチュワートやモデルのアシュリー・グラハムを手がけるロサンゼルスを拠点に活動するメイクアップアーティストのボー・ネルソンは「クライアントの肌質にもよるけれど、私は(メイクの前に)保湿力の高い保湿クリームを使うようにしているかな。そのほうが上からファンデーションをのせたときに肌にキレイに密着してツヤが出るんだ」と説明した。

画像1: 難しいことは一切なし!誰でも出来る「アンダーペイント」のつくり方

 肌の下準備が完了したら、今度はチーク、シェーディング、ブロンザー、ハイライトなどをのせて、肌に血色感と立体感をプラス。このとき、従来のパウダータイプのコスメを使っても問題ないけれど、プロたちいわく「クリームタイプ」のほうが、断然肌なじみが良く、圧倒的にきれいに仕上がると勧めている。

 チークなどをのせ終えたら、いよいよファンデーションの出番。ジェイミーは「私のお気に入りの方法は、湿らせたビューティーブレンダー(メイクスポンジ)を使って、先ほどのせたメイクの上から、ファンデーションをトントンと叩くようになじませること」と助言。

画像2: 難しいことは一切なし!誰でも出来る「アンダーペイント」のつくり方

 ちなみに、ファンデーション用のブラシを使ってもいいそうだが、「ブラシだと厚ぼったく見える場合があるから、必ず仕上げはビューティーブレンダーでなじませたほうがいいよ。軽やかで自然なベースメイクになる」とアドバイスした。

 最後に、メイク崩れが起きやすいTゾーンや目の下、小鼻の横にルースパウダーをふわっとのせたら、つるんとなめらかなベースメイクのできあがり。シミやニキビ跡などが気になる場合は、チークを塗るときにコンシーラーも一緒に使ってみるのもいいそう。ぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)

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