2022年に開催されるコーチェラ・フェスティバルは、ワクチンを接種しなくても参加できるということをアメリカの大手ライブエンタメ企業のAEG Presentsが明かした。(フロントロウ編集部)

米エンタメ界の進歩

 ここ数ヵ月、フェスやコンサートなどが復活し、アーティストは以前のようにライブ活動を再開することができているが、アメリカ最大級のフェスと言われるコーチェラ・フェスティバルのほか、セリーヌ・ディオン、エルトン・ジョン、ケイティ・ペリーなどを担当するアメリカの大手ライブエンタメ企業のAEG Presentsが主催するフェスやコンサートは、新型コロナウイルスの陰性証明は認められず2度のワクチンを打ったファンのみ参加できるというルールが制定されていた。

 しかし今回そのハードルを下げ、AEG Presentsはワクチンを2度打っていなくてもコーチェラ・フェスティバルに参加することができると発表。

 そのためコーチェラ・フェスティバルはインスタグラムのストーリーズに「この1ヵ月間、我々が開いた他のフェスティバルでの感染率の低さや安全対策の成功を見たうえで、イベント開催の72時間以内に受けた新型コロナウイルスの検査が陰性であること、または完全なワクチン接種の証明を(参加の条件として)受け入れるように健康ポリシーを更新します」というコメントをアップ。これにて72時間以内の陰性証明だけでもコーチェラ・フェスティバルに参加することができるようになる。

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2022年のコーチェラ・フェスティバルは?

 コーチェラ・フェスティバルとは、毎年多くのセレブが観客として訪れることでも知られるアメリカ最大級のフェス。毎年4月に2週連続で開催されていたが、2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止に。

 しかし、2022年は4月15日~17日と4月22日~24日に開催し、人気ラッパーのトラヴィス・スコットと、復活を遂げたバンドのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがヘッドライナーを務めることが決まっている

 なんらかの事情でワクチンを接種することが出来なかった人は、これまでコーチェラ・フェスティバルに参加することができないと思われていたが、他のフェスでの感染率の低さや安全対策の成功が認められたことにより、72時間以内の陰性証明だけでも2022年のコーチェラ・フェスティバルに参加することができるようになる。(フロントロウ編集部)

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