デミが亡き友人に捧げる新曲の売り上げを寄付
ディズニー・チャンネル出身のデミ・ロヴァートは、動画ストリーミングサービスの視聴機器であるRoku独自チャンネルRokuチャンネルでプレミア公開された自身のトークショー『ザ・デミ・ロヴァート・ショー』で司会を務めるなど、活動の幅を広げている。
4月に約4年ぶりとなるニューアルバム『Dancing With The Devil... The Art Of Starting Over(ダンシング・ウィズ・ザ・デヴィル…ザ・アート・オブ・スターティング・オーバー)』をリリースしたデミは、今回サプライズで新曲「Unforgettable (Tommy’s Song)」を発表した。
この楽曲は2019年に亡くなったデミの友人であるトミー・トラッセルを追悼して作られた楽曲。
デミはこの曲について「2年前、私は自分にとってとても大切な人を失いました。彼の名前はトミーで、とても美しく、特別な人でした。この曲は、彼が依存症との闘いに敗れたことを知った翌日に書きました。この病気はとても悪賢くて強力です」とSNSで語った。
ご存知の人も多いと思うが、デミもアルコールや薬物の依存症との闘いを告白しており、2018年8月に薬物の過剰摂取で意識不明に陥り、生死を彷徨ったことがある。
依存症の経験者であるデミは、少しでも多くの人を助けようと「この曲の純利益はすべてザ・ヴォイス・プロジェクトに寄付されることを発表できることに感謝と誇りを感じています。もしあなたの周りに苦しんでいる人がいたら、1-800-662-HELP(米国薬物乱用精神保健管理局の治療ヘルプライン)に電話して」と、楽曲の売り上げを依存症から立ち直ることをサポートする団体ザ・ヴォイス・プロジェクトに寄付すると発表し、苦しんでいる人がいたらヘルプラインに電話してと呼び掛けた。(フロントロウ編集部)