リトル・ミックスのリー・アン・ピノックが、元グループメイトのジェシー・ネルソンと、ニッキー・ミナージュとの騒動に揺れるなか、ファンがリー・アンをサポートするためのキャンペーンを開始。リー・アンの母親が感謝のメッセージを寄せた。(フロントロウ編集部)

ジェシー・ネルソンやニッキー・ミナージュとの騒動に揺れているリー・アン・ピノック

 リトル・ミックスの元グループメイトであるジェシー・ネルソンのソロデビューシングル「Boyz」が発端で、彼女との確執が囁かれているリー・アン・ピノック。「Boyz」にフィーチャリングで参加したニッキー・ミナージュも巻き込んだこの騒動は、まだまだ収まりそうになさそう。

「Boyz」をめぐる騒動とは?

 2020年にリトル・ミックスを脱退したジェシー・ネルソンが、フィーチャリングにニッキー・ミナージュを迎えたソロとしてのファーストシングル「Boyz」を10月8日にリリースしたのだが、この楽曲をめぐり、ジェシーに“ブラック・フィッシング”疑惑が浮上。

 ブラック・フィッシングとは、非黒人が黒人のフリをして利益を得ようとする行為。黒人であるだけで差別されるという問題があるなかで、黒人文化の良い部分だけを利用しているとして批判が強い。また場合によっては、場合によっては、本来ならば黒人が得られたであろう仕事の機会を黒人のフリをした白人が奪うことにも繋がるため、問題視されている。

 ジェシーは「Boyz」で“Blaccent(黒人風のアクセント)”を使っていると指摘されているほか、肌を黒くし、黒人女性に特有のカーリーヘアを真似しているのではないかとする疑惑の声が寄せられた。

 これまで、ジェシーは自身に向けられたブラック・フィッシング疑惑を一貫して否定。リリース後にインスタグラムで行なったニッキーとのライブ配信のなかで、「個人的には、私はこのビデオや曲で有色の人たちを不快にさせる意図は決してなかったと言いたい」としたほか、肌については自然な日焼けによるもので、カーリーヘアは生まれつきのものだと釈明した。

画像: ジェシー&ニッキーとの騒動に揺れるリー・アン、家族がメッセージを寄せる

 また、ジェシーについては、「Boyz」がミュージックビデオと共にリリースされたタイミングで、リトル・ミックスでの元グループメイトであるリー・アン・ピノックとペリー・エドワーズ、ジェイド・サールウォールの3人が、インスタグラムでジェイドをアンフォローしたことも発覚。

 この動きに関しては、リー・アンがミュージシャンでコメディアンのノーハン(NoHun)と交わしたやりとりの中で、ジェイドのほうが自分たちをブロックしてきたと主張したと見られている。

 2018年にシングル「Woman Like Me」でリトル・ミックスともコラボしたことがあるニッキーは、今回の騒動に関してはジェシーの肩を持っており、ジェシーのほうから自分たちのアカウントをブロックしてきたとするリー・アンの主張が浮上した際には、「アンタがくだらないことをするなら、私もアンタにそうやって話さないといけないね。アンタが表に出て、誰かを破滅させる必要なんてなかった。今は彼女に楽しませてあげなよ」と、リー・アンを批判した。

リー・アンの母親がSNSでコメント

 そうしたなか、SNSではリトル・ミックスのファンを中心に、渦中のリー・アンをサポートする動きが広がっている。ファンたちは、「#WeLoveYouLeigh(#愛してるよリー)」というハッシュタグを添えて彼女への応援メッセージを投稿しているほか、彼女への愛を示すため、リトル・ミックスが2015年にリリースした楽曲「I Love You」をストリーミング/ダウンロードするキャンペーンを立ち上げた。

 ポップカルチャーの情報を発信するツイッターのアカウントである「Pop Base」によれば、キャンペーンにより同曲はiTunesのワールドワイドのチャートでトップ10にランクインしたほか、UKのチャートでは2位にランクインしたという。

 リトル・ミックスのファンたちがリー・アンにエールを送るなか、「#WeLoveYouLeigh」のハッシュタグはリー・アンの母親であるデビー・ピノックの元にも届いたよう。デビーはツイッターに「#WeLoveYouLeigh」のハッシュタグを添えて、「みんな、ありがとう」とファンへの感謝を綴った。

 リー・アンやジェイド、ペリーの3人は、現時点で一連の騒動について公の場ではコメントを発表していない。(フロントロウ編集部)

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