1.コンタクトレンズは、アイメイクの「前」につける
ニュージャージーに拠点を置く眼科医のダイアン・ヒラル・カンポ医師によると、コンタクトレンズは、基本的に「アイメイクの前」に装着するのが重要。
というのも、ファンデーションやパウダーなどの化粧品は、一度手に付着すると、手を洗っても油分が残る場合があるから。そのため、コンタクトレンズにメイク汚れがつかないためにも、アイメイクをする前に装着したほうがいいと米Makeup.comで説明する。
2.まつげのキワまでアイメイクをしない
カルポ医師によると、コンタクトレンズ装着時にアイメイクをするときに、もう1点だけ気をつけたいのは、「まつげのキワ」までアイメイクをしないこと。
とくに、目の粘膜にアイライナーを引く“インライン”は、デカ目効果の高いメイク法だけれど、涙や油分を分泌する「マイボーム腺」を塞ぎ、ドライアイや眼病など目の健康を損なう可能性があるそう。
そのため、コンタクトレンズをつけたままアイメイクをする場合は、「ペンシルタイプでまつげの内側を埋めるよりも、リキッドアイライナーでまぶたの外側のまつげに沿ってアイラインを引いたほうが良い」とカルポ医師は言う。
ほかにも、アイシャドウは粉飛びしやすいパウダータイプよりも、まぶたにピタッと密着しやすい「クリームタイプ」を選ぶのがおすすめ。カルポ医師は「パウダーアイシャドウは、コンタクトレンズの表面に粉がつきやすいから、なるべくクリームやリキッドを使ったほうがいいね」と勧めている。
3.コンタクトレンズは、クレンジングの「前」に外す
カルポ医師いわく、1日の終わりにクレンジングをするときは、必ず「アイメイクを落とす前」にコンタクトレンズを外すのが鉄則。
コンタクトレンズをつけたままクレンジングしてしまうと、アイシャドウやマスカラだけでなく、クレンジングオイルの油脂なども表面に付着する可能性が高まるという。
もし、どうしてもコンタクトレンズを外せない場合は、「化粧品が目に入らないように十分に注意しながら、メイク汚れを落としたい部位に、クレンジングを含ませた綿棒をそっと当ててやさしく落としてみて」とアドバイスした。
カラコンなど、コンタクトレンズ自体もメイクの一部として楽しむ人が多い昨今。目のトラブルを避けるためにも、正しいアイメイクの順番を意識してメイクしてみて。(フロントロウ編集部)