Zoom、Teams、進むオンライン会議
アメリカで家具のレンタルや販売を行なうOliver Spaceが、マーケティング調査会社のOnePollとともに、リモートワークに関する様々な調査を実施した。
2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが世界中を襲い、働き方も激変。感染対策として出社を避けるため、在宅勤務が多くの企業で導入された。
そしてそのなかで多く行なわれることになったのが、オンライン会議。ZoomやMicrosoft のTeamsなど、さまざまなアプリが使用されており、国によっては政府関係者の会議や裁判もオンラインで実施され、映像が公開されることもある。
となると気になったことがある人も多いはずなのが、映像に映る相手の家のなか。一時期は芸能人がテレビにオンライン出演することも増え、“すごい家に住んでいるな~”と思うような機会も多かったが、画面越しの家チェックは相手が誰であれしてしまう人が多いよう。
アメリカに住む2,004人を対象にした今回の調査で、オンライン会議において、同僚がいる部屋の内装やインテリアをジャッジしてしまうと答えた割合が、54%にのぼった。
そしてその厳しい目は、自分にも返ってくるもののよう。自分のスペースがジャッジされることが不安で、部屋を改良すると決めた人は、64%にものぼった。
とはいえ、多くのオンライン会議では背景が変更できる。そのため、さまざまな組織がバーチャル背景をリリースしており、2020年にはファッションブランドのトミー ヒルフィガーが12種類の背景を無料リリースした時には話題を集めた。
オンライン会議にはオンライン会議なりのわずらわしさはあるものの、調査では、ふたたび出社することに気が進まないと答えた回答者は10人中7人の割合にまでなっている。
(フロントロウ編集部)