2018年にザ・ドライヴァー・エラとなったR5
10月15日にザ・ドライヴァー・エラとしてのセカンドアルバム『Girlfriend(ガールフレンド)』をリリースしたロッキー・リンチ(26)とロス・リンチ(25)の2人といえば、かつて兄姉であるライデル(28)とライカー(29)、そして友人であるエリントン・ラトリフ(28)と5人でロックバンド、R5(アール・ファイヴ)として活動していたことで知られている。
R5は2018年に活動を休止し、同年にザ・ドライヴァー・エラとしての活動がスタート。ツアーには、ライデルやライカー、エリントンも参加するなど、R5が活動休止してからも共に活動してきた5人だが、ザ・ドライヴァー・エラの正式メンバーは、あくまでロッキー・リンチとロス・リンチの2人となっている。
ザ・ドライヴァー・エラを立ち上げた理由を語る
今回、ロッキーとロスはセカンドアルバム『Girlfriend』のプロモーションのために出演したラジオ番組『Zach Sang Show(原題)』のなかでR5の活動休止を振り返り、ザ・ドライヴァー・エラとして2018年にリリースしたファーストシングル「Preacher Man」が、新たなプロジェクトを立ち上げるきっかけとなったことを明かした。
「R5が終了して、ザ・ドライヴァー・エラに変わることになったそもそものきっかけは『Preacher Man』なんだ」とロッキーは番組で語っている。「『Preacher Man』が完成した時に、僕らのチームや、(所属している)ハリウッド・レコードにいた人たち全員が、『いいね。これはラジオ向きの曲だ。“今っぽく”するために何かしらの変化を加えよう』ということを言ったんだ」。
ロッキーは次のように続けている。「それで、ハリウッド・レコードで何度かミーティングを重ねたんだ。バンドの名前を変えることなんかを検討したんだ。全員でミーティングに臨んで、名前の候補を出し合った。どんな案が出たかは覚えていないんだけどさ。そこから1ヶ月くらいそうした協議を重ねた後で、僕としては、ただ同じバンドのままで『やあ! 僕らはこれから、かつての名前じゃなくなるよ』って言うだけじゃダメだなっていう心境に辿り着いた。そこから現在に至るんだ」。
「今の状況を思えば、これはなるべくしてなったことだということは明白だよ。今や全員が、それぞれの興味のあることをやっているからね」とロッキーは語り、R5としての活動を休止したのは自然なことのように思えると明かした。番組のなかで、2人は近いうちにエリントンとまた共作する予定だとも明かしている。(フロントロウ編集部)