アメリカのジョー・バイデン大統領(78)が、18歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴとホワイトハウスで面会した際に、一風変わったプレゼントを送っていたことをオリヴィアが明かした。(フロントロウ編集部)

ホワイトハウスで若者たちにメッセージを呼びかけたオリヴィア・ロドリゴ

 今年1月にリリースしたシンガーとしてのファーストシングル「drivers license」が全米シングルチャートにおいて8週連続で1位を獲得するなど、デビューしてから瞬く間にスターダムを上っていった現在18歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴは、同世代の若者たちへの高い影響力を見込まれて、今年7月にジョー・バイデン米大統領から直々にホワイトハウスに招待された。

 バイデン大統領がオリヴィアをホワイトハウスに招いた目的は、当時アメリカで若年層における新型コロナウイルスのワクチン接種率の低さが問題となっていたなかで、ティーンの憧れの存在であるオリヴィアから若者たちに向けて、ワクチンを接種することの大切さを訴えてもらうため。

 オリヴィアは、ホワイトハウスでバイデン大統領や、米感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士と面会した後で、プレスルームで会見を開き、若者たちにワクチン接種を促すスピーチを発信した。

オリヴィア・ロドリゴがジョー・バイデン大統領から贈られたプレゼントを明かす

 米現地時間10月26日にアメリカの人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したオリヴィアは今回、大統領から招待されてホワイトハウスを訪れた時のことを振り返り、「ホワイトハウスは最高にクールな場所だよ。訪れる時にはすごく緊張した」と司会のジミーに語った。

画像: オリヴィア・ロドリゴがジョー・バイデン大統領から贈られたプレゼントを明かす

 「建物のなかに入ると、(初代大統領の)ジョージ・ワシントンがかつてディナーを食べていたっていうお皿とか、そういう由緒あるものがたくさんあってね。くしゃみをして、貴重なものを台無しにしちゃったらどうしようって、ビクビクしていたよ」とオリヴィアは続けている。

 バイデン大統領は当時、お揃いのレイバン(Ray-Ban)のサングラスをかけて撮ったオリヴィアとの記念写真をインスタグラムに投稿したのだが、このサングラスは自分で持参したのかと司会のジミーから訊かれると、「実は、大統領からいただいたの」とオリヴィアは語り、次のように続けた。

 「大統領からはいくつかのプレゼントをいただいた。サングラスもいただいたし、(チョコレートの)M&M’Sも。それから、靴べらもいただいたの。変わってるよね」。

 オリヴィアが、大統領の紋章が描かれた靴べらを贈られたことを明かすと、ジミーは次のようにジョークを飛ばした。「ジョー・バイデンのことを、大統領になるには年寄りすぎるって思ったことがあるかもしれないけど。どうやら、そうだということが分かった。靴べらを贈るんだからね」。(フロントロウ編集部)

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