ボブ・オデンカークが、『ハロウィン KILLS』に出ている? その「出演シーン」がまさかすぎる!(フロントロウ編集部)

1978年から続く『ハロウィン』シリーズ

 殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが人々を殺していく映画『ハロウィン』シリーズの12作目となる『ハロウィン KILLS』が、日本でもファンを震撼させている。

 『ハロウィン KILLS』は2018年公開の『ハロウィン』の続編であり、『ハロウィン』は、1978年公開のシリーズ第1作目である『ハロウィン』の続編。40年の時を経て、ローリー、そして彼女の娘カレンと孫娘のアリソンがマイケル・マイヤーズと戦い、ハドンフィールドの全住民も立ち上がる…。

 これまでとまた違った雰囲気が流れる『ハロウィン KILLS』だが、第1作目への愛は随所で見られ、1作目では子供だったカイル・リチャーズが演じるリンジー・ウォレスといった、78年の惨劇を生き残ったキャラクターも登場。

 そんな作品だからこそ、クレジットシーンに記された1人の俳優の名前に注目が集まっている。そこには、「ボブ・オデンカーク」の名前が!

ボブ・オデンカークの姿はどこ…?

 ドラマ『ブレイキング・バッド』や『ベター・コール・ソウル』への出演で有名なボブ・オデンカークは、『ハロウィン』シリーズに出演してきたわけではなく、しかも『ハロウィン KILLS』でも、クレジットシーンで名前を見て気がついたという声は多い。

画像: ボブ・オデンカークの姿はどこ…?

 では彼が出演していたのはどこなのか。じつは、作品ではボブの10代の頃の写真が使われている!

 1作目でP・J・ソールズが演じたリンダの彼氏であり、ジョン・マイケル・グラハムが演じたボブは、マイケル・マイヤーズに殺されたが、そのボブの写真として、『ハロウィン KILLS』ではボブ・オデンカークの写真が使われているのだ。

 デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は米CinemaBlendに、その経緯について明かしている。

 「カーペンターによる第1作目から、ボブのキャラクターやすべての死亡者への感謝を示したかったんだ。でも(演じた俳優に)たどりつけなかったり、権利が得られなかったりした。劇中のニュース画面で使えるボブの画像も見つけられなかった。ボブの死を使いたかったから、ストレスだったよ。でもボブの映像は得られなかった。だからグーグルで、“ボブ 1970年代 高校”って検索したんだよね。そうしたらボブ・オデンカークの写真が出てきて、(1作目の)ボブみたいだった!だから、『彼のほうが見つけられる。彼をつかまえよう!』って思ったんだ」

 グーグルにボブの10代の頃の写真が載っていたというのも、よく考えると少しクスっとくる話だが、さらにそれがきっかけでボブのカメオ出演が決まったというのは、現代だからこそ起こった話。

 『ハロウィン KILLS』を見る時には、細かいところまで注目すると、さらに楽しめそう。

(フロントロウ編集部)

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