紫チークは、頬に塗っても「紫色」には見えない!?
血色を良く見せたり立体感を与えたりする便利なアイテム「チーク」。一般的に、頬の血色感に近い「ピンク」「オレンジ」「レッド」などのチークカラーが人気だけれど、いつも同じチークで少しマンネリ気味…という人にぜひオススメしたいのが「紫チーク」。
しかし、なかには「紫チークってなんだか難しそう」や「自分はイエローベースだから似合わないかも」など、紫チークに苦手意識を持っている人もいるのでは?
そんな一見難しそうに見える紫チークだけれど、じつは頬に塗っても奇抜な「紫色」にはならないという。
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俳優のレイトン・ミースターやジュリー・ボーウェンを担当するセレブメイクアップアーティストのスージー・ガースタインは「紫やプラムのチークって、コンパクト(容器)のなかで見ると、驚くほど色が濃く見えるから、人々から敬遠されがちだけれど、じつは適切なアイテムと塗り方さえ知っていれば、一般的なピンクやピーチ系のチークよりも自然に見える」と米Instyleで説明。
その理由は、紫色は黄色の「補色」だから。スージーは「紫色は黄色の補色だから、(紫チークを)頬にのせると紫色ではなく淡いピンク色に見える」と発言。そのため、たとえ黄みが強い肌色のイエローベースであっても、チークが浮くことなく肌に自然になじむという。
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また、紫チークには補色の関係で「黄ばみ」や「くすみ」をおさえる効果もあるため、肌の透明感をアップさせたり、目の下のクマを和らげたりすることもできるのだとか。
自分に似合う紫チークの選び方
スージーによると、より自分に合った紫チークを見つけるコツは、自分の肌のトーンに合わせること。スージーは「色白からミディアムトーンの肌には、淡めのパープルが最適。健康的なディープトーンの肌の場合は、濃いめの紫色が似合うと思う」とアドバイスした。
透明感をアップさせる紫チークの使い方
メイクアップアーティストのケリー・トンプソンによると、紫チークを上手に使いこなすコツは主に2つあるそうで、1つめの方法は、紫チークをメイクの「主役」にすること。
例えば、目元はピンク色のアイシャドウにし、口元はヌード系のピンクにすることで、紫チークが引き立ち、メイク全体のバランスが取りやすいとケリーは言う。
2つめの方法は、紫系のリップと合わせること。ケリーいわく、チークとリップを「同系色」でまとめるだけで統一感が生まれ、どんなアイメイクとも合わせやすくなると話している。
肌の透明感をグッとアップさせてくれる、いま話題の「紫チーク」。それでもなかなか一歩が踏み出せないという人は、少し赤みのある紫色を選ぶとよりナチュラルな印象に仕上がるのでぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)