キアヌ・リーブスに、またまた良い人エピソードが加わったよう。(フロントロウ編集部)

スタッフ思いのキアヌ・リーブス

 映画『ジョン・ウィック』4作目の撮影を完了し、現在は『マトリックス レザレクションズ』の公開を控えているキアヌ・リーブス

 『ジョン・ウィック』の撮影はドイツのベルリンで行なわれ、終了後は、フランスのパリで「ジョン・ウィックの5人組」と呼ぶスタントチームと楽しむ姿が目撃されていたキアヌだが、撮影終盤には別のスタッフに神対応を見せていたことが分かった。

 目撃されたキアヌは、階段を上っているところ。ジョン・ウィックの衣装を着たままだが、そんなキアヌの手には…、撮影のための機材や荷物が!

 大スターが重そうな荷物を両手に持って、階段を上っている…。キアヌであれば、自分の荷物すらも誰かが運んでくれる立場だが、撮影道具まで運んでくれるだなんて。

 周囲にいたスタッフもちらちらとキアヌのほうを見ており、1人のスタッフはキアヌから荷物を受け取ろうとするも、キアヌは断固として荷物を離さない!

 スタッフに横暴な態度を取る俳優も少なくないが、ハリウッドきっての良い人として有名なキアヌは、どこまでもキアヌだった。

感謝を示すことを忘れないキアヌ・リーブス

 ファンに対して気取らない態度で接することで知られるキアヌだが、彼はスタッフとも非常に良好な関係を築いてきた。最近では、『ジョン・ウィック』のスタントチームにカスタムメイドの高級腕時計ロレックスをプレゼントしたことで話題となったキアヌだが、20年以上前からスタッフに対する敬意を表してきている。

 彼の代表作の1つである『マトリックス』シリーズの2作目と3作目では、ギャラの他に、映画の興行収入に合わせて追加報酬が支払われる契約だったが、キアヌはその報酬の一部を、衣装とスペシャルエフェクトのチームに渡した

画像: 感謝を示すことを忘れないキアヌ・リーブス

 その結果、キアヌは約77億円(7,000万ドル)を得たと見られているが、なんとそのうちの約55億円(5,000万ドル)が衣装とスペシャルエフェクトのチームに支払われることになった。

 映画は1人では作り出せない。どれだけのキャリアを築いても、チームへの感謝を忘れず、それを態度で示すキアヌだからこそ、多くの人に愛されていると言える。

 ちなみに、『ジョン・ウィック』4作目の撮影は日本でも行なわれる可能性があると報じられていたが、実際には撮影終了まで日本で撮影チームの姿が目撃されることはなかった。しかし5作目の制作も決定しているため、いつかジョン・ウィックの姿が日本で見られることに期待。

(フロントロウ編集部)

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