乾燥が気になる季節になってきたら、そろそろベースメイクも「冬仕様」に衣替え。うるおいを保ちながら崩れにくいツヤ肌をつくるベースメイクの「塗り方」を海外のプロが伝授。(フロントロウ編集部)

ファンデは夏と冬で「塗り方」が違う!

 色ムラのない均一な美肌を演出してくれる「ファンデーション」。なんとなく、夏と冬で季節ごとにファンデーションを使い分けるという人も珍しくないけれど、じつはファンデーションは季節に合わせて「塗り方」も変えるべきだって知ってた?

画像: ファンデは夏と冬で「塗り方」が違う!

 オスカー俳優のオリヴィア・コールマンなどを担当するセレブ御用達メイクアップアーティストのサラ・ウスランが、ベースメイクを「冬仕様」に衣替えするポイントを米Makeup.comで紹介した。

1.ファンデを塗る前に「オイル」を仕込む

 サラによると、秋から冬にかけた季節の変わり目は肌が乾燥しやすく、汗ばむ夏とは全く異なる肌状態になるそう。そのため、手持ちのファンデーションを同じように機能させるためには、まず肌をしっかり保湿することが大切。

画像: 1.ファンデを塗る前に「オイル」を仕込む

 そんな乾燥が気になる肌の保湿におすすめなのは「美容オイル」。サラは「乾燥肌のクライアントと仕事をするときは、ファンデーションを塗る前に頬、あご、首、デコルテに美容オイルを仕込むことが多い」とコメント。また、乾燥や肌荒れがひどい場合は「ファンデーションの前にオイルを塗って、その上から保湿クリームを重ねている。こうするとメイクがべたつかないの」とアドバイス。

 ちなみに、美容オイルを塗った直後にファンデーションをのせると、メイクが崩れやすくなるため、必ず1分間ほど肌になじませる時間をつくったほうが良いとも付け加えた。

2.ファンデは「ごく薄く」叩き込むように塗る

 サラいわく、冬のベースメイクが乾燥で粉吹きしたり、時間とともにヨレてしまう最大の原因は、ファンデーションの塗りすぎ。なんとなくファンデーションを厚塗りしたほうが日中もしっかり保湿されているように感じるけれど、実際は崩れやすくなるだけだという。

 そのため、冬のベースメイクは「ごく薄く」塗り重ねるのがポイント。はじめに、頬やおでこなど大きな部分にファンデーションをのせ、軽く湿らせたビューティーブレンダー(メイクスポンジ)などを使って、トントンと叩き込むように顔の内側から外側に向かってなじませる。

画像: 2.ファンデは「ごく薄く」叩き込むように塗る

 次に、メイクスポンジに残ったファンデーションを「鼻周り」や「口元」などの細かな部分に塗り込む。こうすることで、ファンデーションが厚塗りにならず、粉吹きやヨレのないうるツヤ肌に仕上がるのだとか。ほかにも、サラは「この方法ならファンデーションの使用量も減ってコスパが良いよ」とも明かした。

 乾燥が本格化する冬の季節は、乾燥肌でない人も要注意。こまめな保湿やファンデーションの塗り方を見直して、秋冬も崩れ知らずのうるツヤ肌をキープしてみて。(フロントロウ編集部)

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