ファッション業界において最も権威あるアワードとして知られる今年のCFDAファッション・アワードにて、俳優のアニャ・テイラー=ジョイが「フェイス・オブ・ザ・イヤー(今年の顔)」アワードを受賞。映画『101匹わんちゃん』にインスピレーションを得た衣装で授賞式に出席した。(フロントロウ編集部

アニャ・テイラー=ジョイが「フェイス・オブ・ザ・イヤー」に

 ファッション業界において最も権威あるアワードとして知られるCFDAファッション・アワードが現地時間11月10日に米ニューヨークのシーグラム・ビルディングで開催され、Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』でブレイクし、12月10日には主演を務める新作映画『ラストナイト・イン・ソーホー』の全国公開が控えているアニャ・テイラー=ジョイが、今年から新設された「フェイス・オブ・ザ・イヤー(今年の顔)」アワードの最初の受賞者となった。

画像1: アニャ・テイラー=ジョイが「フェイス・オブ・ザ・イヤー」に

 自身のルックスにコンプレックスを抱えていることを打ち明けたこともあるアニャは、自身が「今年の顔」に選ばれたことについて、米ETに次のように語っている。「大人になるにつれて、私は自分の目を愛せるようになった。幼い頃は、この目が原因でイジメられていたの。今では、みんなから求められる目になったみたい。面白い話だよね」。

 晴れの舞台にアニャがチョイスしたのは、オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)の紫のドレスに、豹柄のハットとグローブというコーデ。胸元には、自身がグローバルアンバサダーを務めるティファニー(Tiffany & Co.)のアクセサリーが輝いていた。

画像2: アニャ・テイラー=ジョイが「フェイス・オブ・ザ・イヤー」に

 アニャいわく、この衣装は『101匹わんちゃん』の実写版『101』にインスピレーションを得たものだそう。アニャは米ETに衣装について次のように説明した。「実はこの衣装は、『101』のオープニングの場面からインスピレーションを得たものなの。上品な女性が犬を連れて歩いているというアイディアが気に入ってる。典型的なニューヨークの女性について考えてみたんだけど、どういうわけか、最終的にはこれに落ち着いたんだ」。

画像3: アニャ・テイラー=ジョイが「フェイス・オブ・ザ・イヤー」に

 「フェイス・オブ・ザ・イヤー」アワード初の受賞者となったアニャ。賞のプレゼンターは、仲良しなことで知られる俳優のカーラ・デルヴィーニュが務めた。「私は今夜、そのユニークな美しさだけでなく、眉毛や瞬き、けいれん、笑顔の1つ1つ、そして最も重要な点として恐ろしいほどの静けさで物語を語る能力によって世界を魅了した、今年の顔について話すことができたことを特権に感じてる」とカーラはインスタグラムの投稿でアニャを称えた。

(フロントロウ編集部)

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