米Peopleが毎年選出している「最もセクシーな男性」の2021年版に選ばれたポール・ラッドが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のセットであの俳優を前に“敗北感”を味わった経験を振り返った。(フロントロウ編集部)

「最もセクシーな男性」の仲間入りを果たしたポール・ラッド

 MCU映画のスコット・ラング/アントマン役などで知られる俳優のポール・ラッド(52)が、米Peopleが毎年選出している「最もセクシーな男性(PEOPLE’s Sexiest Man Alive)」の2021年版に選出。ポールはこれを受けて、これまで選出されてきた歴代の男性たちの名前を出しながら、「ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マイケル・B・ジョーダンとのセクシーな食事会に招待されることを期待してるよ」とユーモアたっぷりのコメントを残した。

画像: 「最もセクシーな男性」の仲間入りを果たしたポール・ラッド

 2015年に公開された映画『アントマン』で主人公に抜擢され、MCUにデビューしたポール。MCUのキャストで米Peopleの「最もセクシーな男性」に選ばれたのはポールが初めてではなく、2014年にはソー役のクリス・ヘムズワース(38)が選ばれたほか、2018年にはヘイムダル役のイドリス・エルバ(49)が、翌2019年にはキルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンが選出された。

ポール・ラッドが『アベンジャーズ/エンドゲーム』のセットでの出来事を振り返る

 このように、世界を代表するセクシーな男性俳優たちが集結しているMCUの撮影現場だが、今年の最もセクシーな男性に選ばれたポールは、かつて2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、同じく「最もセクシーな男性」に選出されたことのある、とあるヒーロー俳優を前にして“敗北感”を味わったことがあったという。

 それは、10年にわたってソーを演じてきたクリス・ヘムズワース。

画像: ポール・ラッドが『アベンジャーズ/エンドゲーム』のセットでの出来事を振り返る

 現在公開中のMCUの最新作『エターナルズ』でキンゴを演じているクメイル・ナンジアニの驚異的な肉体改造も話題になったが、MCUでは、ヒーローを演じる俳優たちの多くが徹底的に肉体改造をした上で撮影に臨む。

 ポールも、アントマンを演じるにあたって筋力トレーニングや食事制限を徹底して臨んだそうだが、MCUのなかでも随一の肉体を誇るクリスには敵わないと感じたそう。

 米Peopleとのインタビューで、ポールは『エンドゲーム』でのトレーニングについて「『エンドゲーム』のセットで覚えていることがあって、僕は長い間、懸命にワークアウトして、食事も完璧にして、アスリートのようにトレーニングをしていたんだ」と語った上で、初めてクリスと対面した時のことを次のように振り返った。

 「クリス・ヘムズワースの隣に立った時に、こう思ったんだ。『こんなの意味あるのか? どうして頑張る必要があるんだ?』ってね。だって、あれを見せられたらね」

画像: 休日に子供たちと遊ぶクリス・ヘムズワース。

休日に子供たちと遊ぶクリス・ヘムズワース。

 ちなみに、クリスはその徹底的な体作りで『マイティ・ソー』シリーズで共演するナタリー・ポートマンも萎縮させており、ナタリーは以前、クリスが隣にいると「私がおばあちゃんに見えちゃうかも」とジョーク混じりに語っている。(フロントロウ編集部)

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