ディズニーランドでディズニープリンセスやティンカーベルとして働いていた女性が、ゲストから受けた「性的嫌がらせ」の数々を暴露した。(フロントロウ編集部)

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プリンセス役がセクハラ実態を暴露

 アメリカのディズニーランドでディズニープリンセスやティンカーベルとして働いていたサラ・ダニエルズという女性が、キャラクターに扮しているときにナンパしてした“キモい父親”たちについてTikTokで語った。

 以前、フロントロウで、ディズニーランドでプリンセス役のキャストが性犯罪歴のある客から卑猥な行為を受けて泣き出してしまった事件や、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックといったマスコットの“中の人”として働くキャストたちに対するセクハラ行為が連続で発生した件についてお伝えしたが、じつはキャストがこういった被害に遭うのは“あるある”。

 サラは、「彼らはあなたがキャラクターであろうとなかろうと口説いてくるでしょうね」と前置きしたうえで、「でも、とくにティンカーベル役のときは、既婚者の男性からホテルの部屋の鍵を渡されたり、自分がどこに泊まっているのか伝えられたりすることがたくさんあった」と暴露。

 また、サラによると、彼女を口説こうとした男性のなかには、“ティンカーベルを性的に表現した君が悪い”と彼女に責任をなすりつけてくる者もいたという。

ティンカーベル役はセクハラ被害に遭う率が高い

 サラも言っていたが、ティンカーベルはほかのキャラクターと比べて衣装の露出度が若干高いことから、性的な目で見られることが多く、ディズニープリンセスをはじめとする女性キャラクターのなかでもセクハラ被害に遭う率が高いことで知られる。

 実際、過去にディズニーランドでティンカーベル役として働いていたというサラとは別の女性は、不適切に体を触られたり、ドレスの中がどうなっているのか聞かれたりすることが、数え切れないほどあったと米掲示板「Reddit」で明かす。

画像: ※イメージ写真です。

※イメージ写真です。

 しかし、ディズニーランドでキャラクターに扮するキャストには、「いかなる時もそのキャラクターを演じることを全うしなければならない」という鉄の掟があるため、不用意に声を上げるようなことはできない。そこで、この元ティンカーベル役の女性が思いついたのが、ティンカーベルの設定を壊すことなく、周囲の人たちに何が起きたのか大声で知らせるという方法。

 女性いわく、「ドレスの中はどうなってるの?」と聞かれたら、「あなたは私のドレスの中がどうなってるのか知りたいのね?もちろん中にあるのはピクシーダスト(魔法の粉)よ!」と答えたり、不適切に触られた場合は、「みんな、彼は海賊よ!彼は私がドレスの中に隠し持ってるピクシーダストに触れようとした!」と返したりして、遠回しに自分の身に何が起きたのか伝えることで、セクハラ客を撃退していたそう。(フロントロウ編集部)

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