エド・シーラン、MTV EMAで2部門受賞
10月29日に活動休止期間明け初となる4作目のアルバム『=(イコールズ)』をリリースしたシンガーソングライターのエド・シーランは、アルバムリリースの5日前に新型コロナウイルスに感染したことを発表。
エドはしばらくの間、自宅でインタビューを受けたりパフォーマンスを行なったりしていたが、11月上旬に隔離期間を終え、テレビ番組などに参加。
そんなエドは、ハンガリーのブダペストで開催されたMTVヨーロッパ・ミュージック・アワード(以下MTV EMA)に出演した。
ハンガリーでは、18歳未満に同性愛や性転換などLGBTQ+に関わる話題や情報を制限するという、差別的な法律ができたばかり。MTVではこれに反発し、ハンガリーのLGBTQ+コミュニティとの連帯を示すために、今年はハンガリーでの開催を決定。そして、この日のオープニングという重要や役割を任されたエドは、「Overpass Graffiti」と「Shivers」をパフォーマンスして大勢の観客の前でギターをかき鳴らした。
エドはMTV EMAに出席した2日前にもラジオ局LOS40によるアワードLOS 40 Music Awardsに出演しており、新型コロナウイルスから完全に復帰した姿を見せた。
ちなみにエドはMTV EMAでベスト・アーティストなどを含む5部門にノミネートされており、ベスト・アーティストとベスト・ソング賞を受賞した。(フロントロウ編集部)