マリリン・マンソンがBad Girls Roomと名付けた「拷問部屋」で交際女性らを監禁していたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

女性を「拷問部屋」に監禁していた疑い

 複数の女性から性的暴行や性的人身売買で訴えられているミュージシャンのマリリン・マンソンが、ウェスト・ハリウッドにある音楽スタジオを女性に“罰”を与えるための「拷問部屋」として使用していたことが明らかになった。

 約9ヵ月間にわたって調査を行なってきた米Rolling Stoneによると、問題の部屋は “女性を心理的に拷問するための独房”で、マリリンは「Bad Girls Room(日本語訳:悪い女の子たちの部屋)」と呼んでいたそう。

 実際、マリリンは2012年にとある雑誌のインタビューで、「悪い奴がいたらそのなかに閉じ込めることができるし、防音にもなっている」と部屋の存在を認める内容の発言をしている。

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 マリリンの元アシスタントで性的暴行を告発しているアシュリー・ウォルターズは、彼がよくBad Girls Roomについて「冗談を言ったり自慢したりしていた」とRolling Stoneに話す。また、アシュリーと同じく元アシスタントのライアン・ブラウンも、その部屋に女性が監禁されているのは見たことがないと前置きしたうえで、部屋の存在は「身内のなかでは知られた話だった」と証言している。

 また、マリリンの元恋人で、彼と交際していた約2年間にわたってレイプや虐待を受けたことを告発しているアシュリー・モーガン・スミスラインも、部屋のなかに強制的に入れられた女性のひとりだと主張している。

 Bad Girls Roomはデパートの試着室ほどの大きさで、アシュリーいわく、助けを求めて叫んでも聞こえないよう完全防音になっていたという。アシュリーは当時を振り返って、抵抗すれば抵抗するほどマリリンを喜ばせることになるため、「最終的に抵抗しないことを学んだ。なぜなら、抵抗することで彼が望むものを彼に与えることになるから」と語った。

 Rolling Stoneは、マリリンが問題の部屋で、多くの女性たちに「精神的、肉体的、性的虐待を繰り返し行い、不安、抑うつ、パニック障害、PTSDなどの深刻な症状を引き起こした」と伝えている。(フロントロウ編集部)

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