シンガーのテイラー・スウィフトが楽曲「I Bet You Think About Me」のミュージックビデオで着用したドレスは、制作に1,200時間もの時間が費やされていた。(フロントロウ編集部)

ブレイクが監督を務めた「I Bet You Think About Me」のMV

 テイラー・スウィフトの再録版アルバムの第2弾となる『Red(Taylor’s Version)』が11月13日にリリースされ、2012年にリリースされたアルバム『Red』に収録されていなかった9曲が追加で収録された。

 今回9曲が追加され、そのうちの1曲である「I Bet You Think About Me」のミュージックビデオは、テイラーが昔から仲良くしている俳優のブレイク・ライブリーが監督を担当。

 ブレイクが監督を務めた「I Bet You Think About Me」のミュージックビデオは、俳優のマイルズ・テラーが新郎役で登場し、結婚式を挙げている最中も元恋人であるテイラーのことが忘れられないという状況を描いたもの。

 このミュージックビデオの後半では、テイラーが真っ白なウエディングドレスと真っ赤なウエディングドレスを着るシーンがある。じつはこのドレス、特注品で膨大な時間がかけられていたことが分かった。

Nicole+Feliciaのドレスを着用したテイラー

 テイラーが「I Bet You Think About Me」のミュージックビデオで着用したのは、台湾を拠点とするNicole+Feliciaというブランドのドレス。Nicole+Feliciaはドレス専門のブランドで、過去にアマンダ・サイフリッドやニコール・リッチー、アナ・デ・アルマスなどがアワードや広告の撮影の時に着用したことがある。

 今回テイラーが着用した紅白のウエディングドレスは、ハイライトと深みを出すためにそれぞれ異なる色のチュール、オーガンジー、ネットを使って手作りで作られた2,500個の花のアップリケが配されたトレーンが特徴的。このドレスを生み出すためにアトリエは24時間体制で作業を行なったようで、ドレスの完成までに計1,200時間も要したと米Page Sixに明かした。

 完成までに1,200時間が要されたドレスには、デザイナーのニコール・チャンとフェリシア・チャンの思い入れが深く、デザイナーはドレスのデザインについて「このデザインの本質は、変化と再生の美しさ、若い花のつぼみが生き生きとした花へと変容することであり、これはテイラー・スウィフトのニューアルバムの音楽的な旅とどことなく似ていると思います」と語った。(フロントロウ編集部)

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