エマ・ワトソンが『ハリー・ポッター』20周年を振り返る
2011年に公開された8作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』をもって完結した映画『ハリー・ポッター』シリーズ。2001年11月に1作目となる映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから今月で20周年を迎えたことを受けて、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン(31)が懐かしい写真と共にこの20年を振り返った。
エマは自身のインスタグラムに、『ハリー・ポッターと賢者の石』の時に撮影したと見られる、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ(32)とロン・ウィーズリー役のルパート・グリント(33)と共に3人で写った写真と、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』のセットでクルーやキャストたちと撮影した集合写真の2枚を投稿した。
エマ・ワトソンがファンやクルーたちに感謝
「『ハリー・ポッター』は私にとっての家であり、家族であり、世界だったし、ハーマイオニーは(今もだけど)私が一番大好きな物語の登場人物。とあるジャーナリストが昔、私がインタビューで何度も『幸運に思います』って言うことにイライラしたから数えてみたって言ってたけど、それにしても私は(自分が幸運だって)よくぞ知っていたよ! 今でもそう思うしね」と文章を始めて、次のように続けた。
「私たちが俳優としてこのシリーズに寄与したことももちろん誇りだけど、(撮影期間のなかで)若者になり、大人への道を進んでいった子供としても誇りに思ってる。今になって仲間のキャストたちのことを見てみると、彼らの現在の姿をすごく誇りに思う。優しさをもってお互いにサポートし合い、有意義なことを成し遂げられたことも誇り」。
「最後の章が終わってからも、サポートを示し続けてくれたファンにみんなには感謝してる。魔法の世界は、皆さんなしでは存在しえなかった。こんなにも包括的で愛に満ちた場所を作るために戦ってくれてありがとう」とファンへの感謝の言葉も綴ったエマは、「私は今でも、一緒に映画を作り上げたクルーたちを恋しく思う。みんなのハードワークにも感謝してる。みんなの貢献が見過ごされてしまっていること、私は分かってるから」とクルーたちへの感謝を述べると、米HBO Maxで2022年1月1日に配信されることが発表された20周年特番『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)』に言及した。
「(『ハリー・ポッター』ファンの総称である)ポッターヘッズのみんな、20周年おめでとう! みんなが『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts』を楽しんでくれることを願ってる。2022年1月1日にHBO Maxで配信されるよ。楽しみがたくさん」。
米Varietyによれば、『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)』は、エマやダニエル、ルパートを始め、マルフォイ役のトム・フェルトン、ヴォルデモート役のレイフ・ファインズ、ハグリッド役のロビー・コルトレーン、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマン、ネビル役のマシュー・ルイス、ベラトリックス役のヘレナ・ボナム・カーター、さらにシリーズ初期の作品を手がけたクリス・コロンバス監督など、ファンにとってはおなじみの顔がホグワーツ魔法魔術学校のセットに集結し、インタビューや対談を通じて当時の思い出や今だから言える裏話について語る内容になるとのこと。
エマらメインキャストたちが参加する20周年を記念したイベントとしてはこれが最初のイベントだが、エマが「楽しみがたくさん」と綴っていることもあり、今後もさらなる20周年記念イベントが発表される可能性はある。(フロントロウ編集部)