シンガーで俳優のセレーナ・ゴメスが、母親であるマンディ・ティーフィーらと共に、メンタルヘルスのケアに特化した新会社を設立することを発表した。(フロントロウ編集部)

セレーナ・ゴメスが新会社「ワンダーマインド(Wondermind)」を設立

 今年3月に自身初となるスペイン語プロジェクトのEP『Revelación(リヴェラシオン)』をリリースしたり、10月27日よりDisney+ (ディズニープラス)のスターにて配信されたドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』で約8年ぶりにテレビドラマの主演を務めたりと、シンガーや俳優として活動する傍ら、コスメブランド「レア・ビューティー(Rare Beauty)」を立ち上げるなど、実業家としても手腕を発揮しているセレーナ・ゴメスが、新たな事業をスタートさせることを発表した。

画像: セレーナ・ゴメスが新会社「ワンダーマインド(Wondermind)」を設立

 今回、セレーナは母親であるマンディ・ティーフィーと、起業家であるダニエラ・ピアソンと共に新会社「ワンダーマインド(Wondermind)」を設立することを公にした。プレスリリースによれば、ワンダーマインドはメンタルヘルスのケアを専門にした会社で、「メンタルヘルスに対する悪いイメージを払拭し、一般化していく」ことを目指すという。

 「すべての人たちに、それぞれのメンタルヘルスの変動があります」とセレーナは米Entrepreneur誌に語っている。「私たちが例えそれらを無視したり、良く見せようとしたり、世界から隠したところで、それらが現実のものであるという事実を変えることはできないのです」。

 ワンダーマインドのウェブサイトには今後、専門家とのインタビューやメンタルヘルスのケアに役立つツールなどのコンテンツが毎日アップされるほか、セラピストや、メンタルヘルスについて積極的に声をあげているセレブらをゲストに招いたポッドキャストを週1回配信するとのこと。最終的には、会社として書籍や雑誌を出版したり、ストリーミングのコンテンツを制作したりすることを目指しているという。

 セレーナは、ワンダーマインドを立ち上げることをインスタグラムでもファンに報告。「メンタルヘルスは私にとってとてもパーソナルなことです。人々が集まり、メンタルヘルスを安定させるためのプロセスにいるのは自分だけじゃないと感じられるような場所を作ることは、本当に大切なことだと思っています。そういう理由で、私は母やダニエラと手を組み、皆さんのためにワンダーマインドをお届けします。2022年にローンチします」とコメントを寄せた。

 セレーナはこれまで、メンタルヘルスをめぐる問題について声をあげてきたことで知られ、今年4月には、自身がプロデュースするコスメブランド「レア・ビューティー」の基金「レア・インパクト・ファンド(RARE IMPACT FUND)」を通じて、若者たちのメンタルヘルスを支援するためのプロジェクト「メンタルヘルス101」もローンチした。(フロントロウ編集部)

 

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