美容オイルを混ぜる前に知っておきたいこと
美容オイルは、スキンケア製品のなかでも保湿力が高く、スキンケアの仕上げやブースターとしての役割はもちろん、ファンデーションに混ぜて使うこともできるマルチなアイテム。
しかし、メイクアップアーティストのジェニー・パティンキンによると、ただファンデーションに美容オイルを混ぜるだけでは、ベースメイクが崩れやすくなったり、テカリが気になったりする場合があるという。そこで、ジェニーがしっとりとしたツヤ肌を夕方までキープするコツと注意点を米Makeup.comで紹介した。
美容オイルを混ぜる方法は2種類
ジェニーによると、ベースメイクに美容オイルを混ぜる方法は主に2つあるという。
1つめは、一般的な手持ちのリキッドファンデーションに美容オイルを混ぜるという方法。ファンデーション内の油分の割合が多くなり、顔全体がしっとりとしたツヤのある仕上がりになるのが特徴。
一方で、気をつけたいのは使用する美容オイルの種類。濃厚なテクスチャーの美容オイルは、ファンデーションの成分を分離させる恐れがあるため、ファンデーションを一緒に使いたい場合は、サラッとした使い心地のスクワラン、ホホバオイル、アルガンオイルなどを使用するようジェニーは勧めている。
もうひとつの方法は、美容オイルをメイク前に仕込むという方法。肌に直接美容オイルをのせるため、肌をしっかり保湿できるのがメリットだけれど、時間とともにテカリが気になるのが難点。
そのため、ジェニーは「化粧下地として(美容オイルを)肌に直接塗る場合は、Tゾーンのように皮脂が出やすい部分は避け、頬などの顔の高いところを中心につけるのがオススメ」とコメント。こうすることで、肌にうるおいを与えながら、気になるベタつきを抑えることができるそう。
ほかにも、ジェニーは「どうしてもテカリやベタつきが気になる人は、少量のパウダーをTゾーンや小鼻の周りに使ってみるのもいいよ。そのときは、ブラシじゃなく湿らせたメイクスポンジがオススメ。肌になじみやすくセミマットな仕上がりになるの」とアドバイスした。
なにかと乾燥が気になる冬の季節。美容オイルを上手に活用して乾燥知らずのしっとり美肌をキープしてみては。(フロントロウ編集部)