アメリカで行なわれる感謝祭では、七面鳥がテーブルに並ぶのが習慣となっているが、その習慣についてシンガーのビリー・アイリッシュが物申した。(フロントロウ編集部)

ヴィーガン一家で育ったビリーが七面鳥について語る

 毎年アメリカで11月の第4木曜日に行なわれる感謝祭(サンクスギビング・デー)。アメリカで秋の収穫を感謝するために作られた感謝祭では、家族や親戚などが一堂に会するビッグイベント。

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 感謝祭ではご馳走が用意され、その中でもメインディッシュとして欠かせないのが七面鳥。ナショナル・ターキー・フェデレーションによると、毎年感謝祭の時期だけで4,500万~4,600万羽もの七面鳥が食卓に並ぶという。

 この感謝祭の習慣にシンガーのビリー・アイリッシュが物申した。

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 ビリーといえば家族そろってヴィーガン(完全菜食主義者)で、動物愛護問題にも熱心に取り組んでいるアーティスト。そのため、毎年感謝祭に4,500万羽もの七面鳥が殺されることに心を痛めている。

 そんなビリーは感謝祭当日に、七面鳥を抱く写真をインスタグラムにアップ。そして「七面鳥は世界で最も穏やかな生き物のひとつ。毎年の感謝祭では、4,600万羽もの七面鳥が殺されている。伝統を変えるのは難しいと思うけど、その事実は心に留めておいて」とコメントし、七面鳥へ思いを馳せた。

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 最近では七面鳥の代わりに豆腐で作られたトファーキーなどの代替え肉の選択肢が増加。トファーキーに関しては2020年の米Forbesのインタビューで、植物性ハムの売上は昨年から631%増加しているとトファーキーのCEOであるハイメ・アトスが語っており、代替え肉の需要が急激に高まっていることを明かした。(フロントロウ編集部)

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