キーラ・ナイトレイ主演のクリスマス映画『Silent Night(原題)』を、クリスマスに見たいような、見たくないような…!?(フロントロウ編集部)

キーラ・ナイトレイがふたたびクリスマス映画に出演

 『ラブ・アクチュアリー』、『ホーム・アローン』、『素晴らしき哉、人生!』…。クリスマスに見たい愛の名作は多いが、今年は、「ホラーコメディ」で一味違ったクリスマスを過ごすのもアリかも…?

 『ラブ・アクチュアリー』で切ない愛の物語を見せたキーラ・ナイトレイが、2021年12月3日にイギリスで公開されるクリスマス映画『Silent Night(サイレント・ナイト)』で主演を務めた。

 キーラが演じるネルは、マシュー・グッドが演じる夫とともに、クリスマスディナーに友人たちを招待。子供たちも席について楽しむが、大人たちが子供に隠している事実が明らかになる。今日、世界が終わる…!

 予告編からは、本作が気候危機に関心を寄せたダークコメディであることが分かる。映像からは、世界が終わろうとする暗い雰囲気が垣間見える一方で、「緑の党に投票すべきだった」というセリフや、ネルが子供たちに対して、「親として、私たち(大人)が責められるべきではないとあなたたちが理解していると確認したいの。もちろん、あなたたち(子供)の責任でもない」と話すシーンなども見ることができ、皮肉がピリリと効いたクリスマス映画に、興味がそそられる。

 本作を手掛けるのはカミーユ・グリフィン監督で、彼女の子供であり、『ジョジョ・ラビット』の子役ローマン・グリフィン・デイヴィスも、ネルの息子アート役で出演。さらに、ローマンの双子の弟たちも、アートの弟として出演している。

 また、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘でモデルのリリー=ローズ・デップや、『アナベル 死霊館の人形』や『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のアナベル・ウォーリスなど、人気俳優がわきを固めた。

 キーラが出演する、世界が終わるまでがテーマの作品と聞くと、2012年公開の映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』を思い出す映画ファンもいるはず。『Silent Night』では、皮肉の効いた笑いが観客の元へ届けられそう。

 日本での公開は未定だが、いつか世界が終わる前に、クリスマスに見たい作品。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.