映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でトム・クルーズ&ブラッド・ピットと共演したキルスティン・ダンストが、2人にちやほやされたエピソードを共有。さらにキルスティンは、オーディション合格の背景にはブラッドのあるひらめきがあったことを明かした。(フロントロウ編集部)

吸血鬼の運命描く『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

 トム・クルーズブラッド・ピットが主演を務め大ヒットした、1994年公開の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』。本作は、作家アン・ライスによる小説『夜明けのヴァンパイア』を映画化した作品で、若きライターの青年が美しき吸血鬼にインタビューをし、その驚くべき人生を知るというストーリー。

画像1: 吸血鬼の運命描く『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

 2人の吸血鬼とともに生活する小さな吸血鬼を演じたのは、映画『マリー・アントワネット』やサム・ライミ監督版の映画『スパイダーマン』シリーズで知られるキルスティン・ダンスト。撮影当時11歳だった彼女は、年を重ねても変化しない自らの容姿に苦悩するという難しい役柄を見事に演じきり、評価された。

 最近米EWのインタビューに答えたキルスティンは、トムもブラッドも「自分に本当に優しく接してくれた」、「あのセットでの私は完全にお姫様だった」と、2人にちやほやされまくったことを明かした。

画像2: 吸血鬼の運命描く『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

 さらに彼女は、オーディション時に起きたブラッドとのエピソードも共有。当時彼女はオーディションを受けていた子供の中で一番背が高く、“幼い少女”を演じるには少し不利な状況だった。そんななか、会場にやってきたブラッドは、彼女を足でまたぐようにして立ち、抱き上げた時に背が小さく見えるように工夫してくれたそう。彼女はその時「彼が『この子で決まり』と言ってくれているように感じた」と話している。

 またブラッドは、非常に重々しい内容の本作のセットで、しばしば「おなら」のジョークを言って場を和ませていたことも暴露。なんともブラッドらしいおちゃめなエピソードだった。

画像3: 吸血鬼の運命描く『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

 現在『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は米AMCによってドラマ化されることが決定しており、制作が進められている。先日、ブラッドが演じたルイ役に、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』にグレイ・ワーム役として出演したジェイコブ・アンダーソンが抜擢されたことが発表された。また、トムが演じたレスタト役は、映画『ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏』などで知られるサム・リードが務める。ドラマ『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は2022年に全米で放送、配信予定。(フロントロウ編集部)

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