『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の日本版予告に、ジョーカーが映っているのではないかと、海外ファンの間で話題になっている。(フロントロウ編集部)

バットマン単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

 映画『TENET テネット』や『トワイライト』などで知られるロバート・パティンソンがバットマンを演じることで注目を集める『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の日本版予告が先日公開された。

 本作は、映画『猿の惑星:聖戦記』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』で知られるマット・リーヴス監督がメガホンを取り、DCユニバースに属さない単独映画。監督によると、若き日のブルース・ウェインを追ったアクションであり、心理スリラーであり、探偵物語だと言う。

 そんな『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の“日本版予告”が、海外ファンの間で話題になっている。なぜなら、日本版予告に「ジョーカー」が映っているから!?


『THE BATMAN-ザ・バットマン-』にジョーカーは登場するのか

 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のヴィランは、ポール・ダノが演じるリドラー。そしてコリン・ファレル演じるペンギンも登場する。

 これまでにジャック・ニコルソンやヒース・レジャーホアキン・フェニックスらが演じてきた、DCコミックスのなかでも特に高い人気を誇るヴィランのジョーカーは、本作で登場するとは言われていない。

 しかし2020年6月に関係者は米The Direstに、リーヴス監督はジョーカーを『ザ・バットマン』の2作目と3作目に登場させたいと考えており、1作目でもその存在を示唆したいようだと明かしていた。そして、その“示唆”がすでに日本版予告で明らかになったかもしれない。

 注目のシーンは、ブルースの写真が大量に張りつけられた壁が映し出されたところ。そのなかにある右下の写真をよく見ると、ブルースの後ろに“あの笑顔”を見せる不気味な人物がいる!

 このキャラクターが誰なのかは、もちろん現時点では不明。そしてまだ本編が公開されていない今、この人物の正体が劇中で明かされるのか、明かされないのかも分からない。しかし制作陣がここに、この人物を仕込んだことに理由があるのは明白であり、その表情がジョーカーを彷彿とさせることも事実。

 ファンのなかには、映画『アメリカン・アニマルズ』や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』、そして『エターナルズ』で知られるバリー・コーガンを思い出したという人もいた。

 リドラーである可能性も、ペンギンである可能性もあるが、予告編の時点でジョーカーだという声が多くあがるということは、それだけ多くの人がジョーカーの登場を期待しているということでもある。

 この人物は誰なのか。その答え合わせは、2022年3月11日公開の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で。

(フロントロウ編集部)

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