Excelの世界ナンバーワンを決める大会が開催され、世界各国から集結した128人からの優勝者が決定した。(フロントロウ編集部)

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財務モデリング・ワールドカップの優勝者が決定

 パソコンに触れたことがある人であればほとんどの人が使用したことがあるであろう、マイクロソフト社の表計算ソフトExcel(エクセル)は、社会人にとって必要不可欠なソフトの1つ。

 Excelを筆頭に、マイクロソフト社の代表的なソフトであるWord(ワード)やPowerPoint(パワーポイント)のスキルがあることを証明する、MOSの略称で知られるマイクロソフト・オフィス・スペシャリストという国際的な資格があることはここ日本でも有名だが、世界には、Excelのスキルのさらに究極を求める者たちのためのイベントが存在する。

 米現地時間12月11日に最終戦が開催された「財務モデリング・ワールドカップ(The Financial Modeling World Cup/FMWC)」は、Excelのすべてを知り尽くした猛者たちが世界各国から集結し、そのナンバーワンを決める大会。

 世界各国から128人の参加者が集まり、現地時間11月13日から12月にかけて予選ステージなどが開催されて、先週末に準々決勝から決勝戦までが開催。各ステージごとに、参加者たちには最大5ページにわたる課題が課され、Excelのスプレッドシートを使ってその課題を解決しなければならない。課題が難しくなるにつれて、獲得するポイントは高くなる。

 最終決戦はYouTubeでライブ配信されて、現在もアーカイブで観ることができるが、さすが世界トップレベルと自負する参加者たちだけにそのスキルはeスポーツの配信並に見入ってしまう。

 “ミスターExcel”の愛称で知られるマイクロソフト社のビル・イェレン氏も解説者として見守るなか、最終戦を終えて見事世界の頂点に立ったのは、コンサルティング・ファームに勤務するオーストラリア人のアンドリュー・ンガイ(Andrew Ngai)氏。世界一のExcelエキスパートになったンガイ氏には、賞金として1万ドル(約110)万円が贈られた。

 この大会は来年も開催されるので、我こそはという腕に自身のあるExcelユーザーはぜひチャレンジしてみては。(フロントロウ編集部)

 

 

 

 

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