2022年に放送される『ハリー・ポッター』20周年特番
2001年11月に1作目となる映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから20周年を迎えたことを記念して、2022年1月1日に米HBO MAXで特別番組『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)』が放送される。
先日、ついに待望の予告編が初解禁されて、ハリー役のダニエル・ラドクリフやロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンというメインキャスト3人のほか、マルフォイ役のトム・フェルトンやルーナ役のイヴァナ・リンチ、ビル役のマシュー・ルイス、ロンの妹ジニー役のボニー・ライトなど、多くのキャストたちが久しぶりに再会を果たした映像が公開された。
ルパート・グリントが続編についての話があることを認める
今回、番組の放送に先立ってロン役のルパートが米ETとのインタビューに応じて、番組について語っている。
「あの映画は僕らの子供時代だからね。僕らはあのセットで大人になったし、僕たち全員にとって大きな意味を持っているよ」と、ロンを10年演じ続けた『ハリー・ポッター』シリーズへの思いを語ると、2011年に公開された最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』以来、およそ10年ぶりにキャストたちと再会を果たしたことについて次のように振り返った。
「最後の作品を撮り終えてから10年が経って、僕らはその間にも何度か顔を合わせたけど、頻繁に会っていたわけではなかった。だから、彼らと再会して、そのことについて話ができたのは嬉しかったよ。僕は(『ハリー・ポッター』について)あまり話したり考えたりするタイプではないから、思い出を辿るのは楽しかったね」。
同じインタビューのなかで、ルパートは『ハリー・ポッター』シリーズの続編もしくはリブートの可能性についても触れて、オファーがあれば断ることはないだろうと語っている。
ルパートによれば、もう一度ロンを演じることについての話は「何度もしてきた」といい、「僕は自分自身をあのキャラクターのように感じている」とした上で、「最初、ロンとは奇妙な関係にあったんだけど、彼の中には僕っぽい部分もたくさんあるように思えてきて、彼を大切に思うようになったんだ」とコメント。
「(再演に)『ノー』と言う正当な理由なんてないよ。僕は参加できたことを本当に誇りに思っているからね」と語り、再演の話があればぜひ参加したと語った。
『ハリー・ポッター』のリブート版については、米The Hollywood Reporterが今年1月、HBO MAXが『ハリー・ポッター』シリーズを実写テレビドラマ化した作品を制作する計画を進めていることを報じたが、こちらはHBO Maxとワーナー・ブラザースによって否定されていた。果たして、『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts』で続編やリブート版について触れられることはあるのだろうか? こちらも注目のポイントの1つ。(フロントロウ編集部)