コストコのエグゼクティブリワードの金額に驚きの声
会員になれば食品や家電、衣類などあらゆる商品がお手頃価格で手に入ることから、日本でも大人気の会員制ウェアハウス・クラブのコストコ(Costco)。本国アメリカの場合、通常会員は60ドル、エグゼクティブ会員は120ドルの年会費を支払う必要があり、通常と比べてほぼ倍の費用がかかるエグゼクティブ会員には、コストコで買い物をすると2%が還元されるお得なリワードプログラムがある。
年間の上限は1,000ドルで、毎月250ドル使うと年会費の差額である60ドルが戻ってくる計算になる。実際、このリワードプログラムで懐を潤している人も多いようで、あるコストコ会員は288ドル(約3万円)のエグゼクティブリワードが付与されたことを米ネット掲示板のredditで明かしている。
この会員は、1.79ドルのバナナを288.05ドルのエグゼクティブリワードで支払い、その差額である286.26ドルを現金で受け取るをことを選択。そのため、約200円のバナナを買って約3万円の“お釣り”がくるという嬉しい結果に。約3万円のエグゼクティブリワードはかなり優秀ということもあり、店員は金額を見て驚くような素振りを見せていたそう。
ちなみに、コストコに行くとつい買いすぎちゃうという人も多いと思うが、高い年会費もその理由のひとつだという。高い会員費を払っているぶん、もとを取りたいと思うのは当然。とりあえず“何か買わなきゃ”という心理がはたらき、とくに用がないときでも店に足を運んでしまったり、必要ないものを手に取ってしまったり、無駄な出費をしてしまうと金融関連の専門家でTikTokerのハンフリー・ヤングは説明する。また、同氏によると、コストコで販売されている商品は10〜15%の利益率しかなく、コストコの利益の約90%を会員費が占めているという。(フロントロウ編集部)