成年後見人制度をめぐってブリトニー・スピアーズとの間に確執を抱えている妹のジェイミー・リン・スピアーズが、成年後見人制度の問題が騒動になって以来、初めてこのことについて公の場で口を開いた。(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズとの間に確執があるジェイミー・リン・スピアーズ

 昨年11月、2008年から続いていた父ジェイミーによる成年後見制度からようやく解放されたブリトニー・スピアーズ。13年越しに晴れて自由の身となったブリトニーだが、家族との確執は抱えたままとなっており、ブリトニーが批判してきた家族はジェイミーだけでなく、批判の対象は妹であるジェイミー・リン・スピアーズも含まれている。

画像: ブリトニー・スピアーズとの間に確執があるジェイミー・リン・スピアーズ

 ブリトニーは昨年、ジェイミー・リンに対し、実の姉である自身が置かれている問題を把握していたにもかかわらず、2021年になるまで声をあげてこなかったとして、「自分のために一度も前に出てきてくれたことがなかった近しい人が、それがどんなものであれ自分の状況について投稿して、当然のようにサポートを表明してくることほど最悪なものはない」とインスタグラムで暗に批判していた。その後、今年に入ってからインスタグラムでジェイミー・リンをアンフォローしたことも明らかになっている。

ジェイミー・リン・スピアーズがブリトニーについて語る

 そうしたなか、今回、ジェイミー・リンが2022年1月18日に全米で刊行予定の自叙伝『Things I Should Have Said(原題)』のプロモーションのためにアメリカの朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演。ブリトニーの成年後見制度をめぐる問題が騒動になって以来、初めて公の場で姉の置かれていた状況について口を開いた。

画像: ジェイミー・リン・スピアーズがブリトニーについて語る

 番組のなかで、ブリトニーが成年後見制度から解放されたことについて訊かれると、「とても嬉しかったです」とジェイミー・リン。「あれが始まった時、私は17歳で、赤ちゃんを産もうとしていた時でした。なので、何が起きていたのかを理解できませんでしたし、そのことに注意を向けることができなかったのです。当時は、現在理解していることの少ししか理解できていませんでした」と成年後見制度が始まった時のことを振り返り、自身は第1子マディを妊娠していたため、当時はブリトニーの置かれていた状況をあまり理解できていなかったと明かした。

 続けて、ジェイミー・リンは長年にわたって成年後見制度に置かれていたブリトニーをいかにサポートしてきたかについて語っている。「姉が私に、息子たちに必要なものが行き渡るようにお願いできるかと頼んできたことがありました。後見人制度に置かれているかどうかは関係なしに、それはとても普通なことだと私は思いました」と、姉から子供たちを頼むとお願いされたことがあったとした上で、次のように続けた。

 「姉が後見人制度に置かれていることに気づいてからは、それが終わるまでは自分は加担したくないと思うようになりました。私は資金などを監視したことはありませんし、もしそう思われているのだとしたらそれは誤解です。いずれにせよ、私は一切加担しようとはしていませんでした」。

 「私はずっと姉の一番のサポーターで、姉が助けを必要としていた時には、私は助けるための方法を模索しました。姉が後見人制度から解放され、家族のためにすべてを終わらせられるように、(手続きや裁判などに)必要な連絡先を私が確認したこともあります。これだけの不和が生じることになるなら、(後見人制度を)続ける意味があるのか、ということです」とジェイミー・リンは続けて語り、自分はブリトニーのためにできることをサポートしたと強調した。

 さらに、“成年後見人制度には反対していたのですか?”と訊かれると、ジェイミー・リンは「『後見人制度に同意していたか』ということではありません。誰しもが声を持っているのであり、それは聞かれるべきということです」と回答。その上で、「なので、もし姉が他の誰かと話したいと望めば、私はそれをセッティングしました。私は姉の以前の弁護チームとも話をしたことがあります。私が望んだような対話にはなりませんでしたが」と、状況を改善できるようにブリトニーの弁護チームと話をしたことがあるとも明かした。

 番組のなかで、ジェイミー・リンは「私は姉を愛しています。私はただ姉を愛し、サポートし、姉にとって正しいことをしてきましたし、姉はそれを知っています。なので、どうしてこういう状況になっているのか、私には理解できません」と涙ながらに語った。

 記事執筆時点でブリトニーはジェイミー・リンの発言に反応を示していない。(フロントロウ編集部)

 

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