自分のまつげに合ったマスカラの選び方
マスカラは、くっきりとした印象的な目元をつくるのに欠かせないアイテム。しかし、いざマスカラを使ってみると、ダマになったり、パンダ目になったり、なんだかキレイなまつげが作れず悩んでいる人も多いはず。
そんなマスカラの仕上がりに悩んでいる人のほとんどは、じつは自分のまつげに合わないマスカラを使っている場合が多いとメイクのプロたちは言う。
CTZN Cosmeticsの共同創業者であり、プロのメイクアップアーティストのナシーハ・カーンも「まつげは人によって長さも量も違うから、どんなまつげの印象になりたいにせよ、自分のまつげのタイプに合ったマスカラを選ぶことがとても重要」と米Bustleで説明。そこで今回は、それぞれの自まつげのタイプに合わせたマスカラの選び方を詳しくご紹介。
まつげが短い「ロングタイプ」
まつげが短い人には、まつげを長く見せてくれる「ロングタイプ」のマスカラがおすすめ。とくにブラシが細く、まつげの根元から当てやすい「極細タイプ」を選ぶのがいいそう。
その理由について、メイクアップアーティストのメアリー・アーウィンは「太いブラシは、長いまつげしかキャッチしないことも多いけれど、極細のブラシは短く細いまつげでも残らずキャッチしてくれるから、正直細ければ細いほうがいいと思う」と米Todayで説明する。
まつげが少ない「ボリュームタイプ」
まつげが少ない人は、1本1本をしっかり太く見せてくれる「ボリュームタイプ」のマスカラがおすすめ。とくにまつげがまばらに生えている場合は、細かいまつげまでしっかりキャッチし、毛が密集したように見える「高密度タイプ」のブラシを選ぶのがベスト。
メイクアップアーティストのケリー・J・ バートレットいわく、毛の密集度が低いブラシだとマスカラ液が十分に付着しない場合もあるため、まつげをボリュームアップさせたい場合は、できるだけ毛が密集したものを選ぶのがいいそう。
まつげが下向きに生えている「カールタイプ」
下向きまつげや逆さまつげなど、真っ直ぐ下に向かって生えるまつげに悩まされる人には、上向きカールを持続してくれる「カールタイプ」のマスカラがおすすめ。なかでも、汗や皮脂に強い「ウォータープルーフタイプ」を選ぶとなお良いそう。
その理由について、メイクアップアーティストのテイラー・チャン・ババイアンは「ウォータープルーフ処方のカールマスカラは、一般的なマスカラよりも軽い使い心地で、より速乾性に優れている」と米Total Beautyでコメント。続けて、テイラーは「これらのマスカラは、ビューラーなどでカールしたまつげの形状のままで瞬時に固まるため、カールのキープ力も持続しやすいの」と明かした。
まつげが弱い「美容液タイプ」
まつげが細い人は、ハリやコシが少なくダメージも受けやすいので、 美容液が配合された「まつ育マスカラ」がおすすめ。
セレブ御用達メイクアップアーティストのメレディス・バラフは「まつげが細くて弱い人には、美容成分が配合されたマスカラがいいね。とくにグリセリンやビタミンB5とかかな。まつげへの刺激が少ないものを選ぶのも大切」と話している。
ぱっちりと印象的な目元を演出するマスカラ。自分のまつげに合ったタイプを上手に選んで、いつものメイクをアップデートさせてみては。(フロントロウ編集部)