映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』からシリーズに参加した俳優のジョン・シナが、不仲問題に揺れるヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンのどちらの味方でもないと語った。(フロントロウ編集部)

ジョン・シナがヴィン&ドウェインの不仲問題に言及

 2021年公開された映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にドムの弟ジェイコブ役として出演し、ファミリーの一員となったWWEのスターで現在は俳優として活躍するジョン・シナが、数年前から取り沙汰されているドム役のヴィン・ディーゼルとホブス役のドウェイン・ジョンソンの不仲問題に独自の見解を述べた。

 つい最近、ポッドキャスト『Pardon My Take(原題)』に出演したジョンは、「どちらかの味方につくという話ではないと思います。この話の根本はみんなの意見を聞くことだと私は考えます。そして、私は『ワイルド・スピード』シリーズのいちファンとして、フランチャイズの最後にみんなが集結することを望んでいます」と言うと、「私も呼んでもらえたらいいですが、もし誰かにプロとして今回は別の方向に行きたいと言われたとして、仮に私が了承しなかったとしても、それが彼らの望む選択でありプロの意見なのです。それはとても勇敢で、とても正直なことではないでしょうか。だから、ヴィンの視点には重厚さと誠実さがあると思うし、同時にドウェインの視点にも重厚さと誠実さがあると思います」と、この問題をめぐる自らの立ち位置を明確にした。

画像: ジョン・シナがヴィン&ドウェインの不仲問題に言及

 さらに、「もし我々がどちらかの味方につくのをやめて、みんなの意見を聞くことができたらどんなにいいでしょう。彼らは2人とも素晴らしい成功を収めたスーパースターであり、自らの手で現在の地位を築き、世界的に賞賛されている人たちです。ヴィンは『ワイルド・スピード』シリーズの生みの親であり、シリーズは10作目を迎えます。ドウェインは、スポーツ・エンターテインメントの歴史上、最も衝撃的なスポーツ・エンターテイナーとしてそのキャリアをスタートさせ、今や独自の世界を築き上げています。必要なのは、2人がどこから来たのかを理解することだと思います。ただそれだけです」と語った。

 ちなみに、“シリーズ最終作に全員がそろうことを願う”というジョンの発言は、昨年12月、ドウェインがシリーズ本編に復帰する意思がないことを改めて表明したことを受けてのコメントだと思われる。(フロントロウ編集部)

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