『ハウス・オブ・グッチ』で未公開となった幻のシーン
ファッション業界で力を持った高級ブランドのグッチの創業者一族であるグッチ家の覇権争いやマウリツィオ・グッチの暗殺事件を描いた映画『ハウス・オブ・グッチ』が、いよいよ日本でも公開。
レディー・ガガが主演を務め、アダム・ドライバーやジャレッド・レト、アル・パチーノなどの名俳優たちが脇を固めた『ハウス・オブ・グッチ』には、MCU作品の『エターナルズ』にも出演するサルマ・ハエックも登場。
サルマはガガ演じるパトリツィア・レッジアーニの友達で、透視能力を持つとされていたピナ・オーリエンマを演じたのだが、じつはガガとサルマのラブシーンがあったことが明らかになった。
残念ながらガガとサルマのラブシーンはカットとなってしまったが、本来であればパトリツィアの夫であるアダム演じるマウリツィオ・グッチが暗殺された後に予定されていたよう。
ガガはサルマとのラブシーンについて「この映画には、ピナと私が性的な関係を築いたという、皆さんが見ていない一面があるのです。ディレクターズカット版に入るかわからないです。でも、これは(リドリー・スコットの)監督としての証しです。なぜなら彼は私たちにそれをやらせてくれるのを許してくれたからです。サルマと一緒に撮影していて『マウリツィオが死んだ後、もしかしたら(2人の関係が)情熱的になるのでないか』と言ったのを覚えています」と『ハウス・オブ・グッチ』の上映会で話した。
なぜパトリツィアとピナのラブシーンがカットされたのかは不明だが、約2時間30分の上映時間を少しでも短くするためにはしかたがなかのかもしれない。
しかし、リドリーはこれまで監督を務めた『ブレードランナー』や『エイリアン』などのディレクターズカット版を発表しているため、ガガとサルマのラブシーンはディレクターズカット版に入れる可能性はおおいにある。
(フロントロウ編集部)