レスリー・グレースが主演を務める映画『バットガール(Batgirl)』に、DC映画初のトランスジェンダーキャラクターが登場することがわかった。スーパーヒーロー映画では、近年LGBTQ+のレプリゼンテーションが増加してきている。(フロントロウ編集部)

レスリー・グレース主演DC映画『バットガール』

 映画『イン・ザ・ハイツ』でメインキャストを務めたレスリー・グレースが主人公のバーバラ・ゴードン/バットガール役を務める映画『バットガール(Batgirl)』に、DC映画で初めてとなるトランスジェンダーのキャラクターが登場することが米Deadlineなどによって報じられた。

画像: レスリー・グレース主演DC映画『バットガール』

 そのキャラクターは、主人公バーバラの親友アリシア・イェオ。演じるのは、ドラマ『Tales of the City』や映画『Lingua Franca』で知られるトランスジェンダーの俳優兼活動家、アイボリー・アキーノ。

 アリシア・イェオは、コミック作家のゲイル・シモンが生み出したキャラクターで、アルディアン・シアフが作画を担当した2011年発行のコミック『バットガール』に初登場した。

スーパーヒーロー映画で描かれるLGBTQ+のレプリゼンテーション

 ここ数年間、スーパーヒーロー実写化作品におけるLGBTQ+キャラクターのレプリゼンテーションが多様化してきている。

 米CWのDCドラマ『スーパーガール』には、ドリーマーというトランスジェンダーのスーパーヒーローがテレビドラマ史上初めて登場し、主人公の妹であるアレックスは、シーズン2でレズビアンであることをカミングアウトした。また、同じく米CWのDCドラマ『バットウーマン』では、主人公のバットウーマンがレズビアンであり、DCのアニメシリーズ『ハーレイ・クイン』ではハーレイとポイズン・アイビーが恋に落ちる。

 さらに、マーベルドラマ『ロキ』ではロキがバイセクシャルだとカミングアウトし、マーベル映画『エターナルズ』ではMCU史上初めて、同性愛者であることをオープンにしている既婚者のカップルが描かれた。(フロントロウ編集部)

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