アン・ハサウェイが新作映画『Eileen』の撮影中
作家オテッサ・モシュフェグによって2015年にアメリカで発表され、PEN/ヘミングウェイ賞受賞、ブッカー賞最終候補になった小説『アイリーンはもういない(原題:Eileen)』を原作とした映画が制作中。アン・ハサウェイが、これまでの印象とは違う新たなイメージを見せる。
『アイリーンはもういない』の主人公は少年矯正施設で働く24歳の女性、アイリーン。1960年代を舞台に、アルコール依存症の父親の世話と仕事に追われる日々のなかで、大きな街へ逃げ出すことを夢見ていた。そんななか、施設の新たなカウンセラーとしてレベッカという女性がやってくる。アイリーンはすぐに彼女の魅力に夢中になったが、彼女との出会いは、アイリーンを想像もしなかった犯罪に巻き込む…。
本作にはトーマシン・マッケンジーも出演。彼女がアイリーン役、アンがレベッカ役ではないかと見られている。
現在、アメリカのニュージャーシー州で撮影が進められている本作。撮影現場では、トーマシンや、出演者であるシェー・ウィガムらの姿が目撃されていたが、先日アンの姿もカメラに収められた。
本作でのアンは、金髪! 過去にも金髪でスタイリッシュにキメていたことがあるとはいえ、『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』、『マイ・インターン』といった代表作ではダークブラウンのヘアカラーだったため、アンに金髪のイメージがついている人は多くはない。
さらに、本作では60年代風のヘアスタイル。60年代を舞台に起こるクライムドラマのなかで、トーマシンとアンがどのような演技を見せるのだろうか。
『Eileen』は、映画『レディ・マクベス』で知られるウィリアム・オルドロイド監督が手掛ける。
(フロントロウ編集部)