MCU作品でホープ・ヴァン・ダイン / ワスプを演じているエヴァンジェリン・リリーが、マーベルスタジオが女性の活躍を推進していることについて感謝を語った。(フロントロウ編集部)

エヴァンジェリン・リリーがマーベルの仕事環境について語る

 MCU映画『アントマン』シリーズでホープ・ヴァン・ダイン / ワスプを演じているエヴァンジェリン・リリー

画像: エヴァンジェリン・リリーがマーベルの仕事環境について語る

 2021年にはスカーレット・ヨハンソン主演の映画『ブラック・ウィドウ』が公開されるなど、女性ヒーローを主役に据えたMCU映画も少しずつ公開されているが、2008年の『アイアンマン』から始まったMCUシリーズの中で、女性ヒーローがタイトルになっている映画が公開されるまでには、エヴァンジェリンがW主演を務めた、20作目となる2018年公開の『アントマン&ワスプ』まで待たなければならなかった。

 今回、エヴァンジェリンは英Digital Spyとのインタビューの中で、マーベルスタジオの取締役副社長であるヴィクトリア・アロンソ氏らが、MCU作品で女性のレプリゼンテーションを高めてきたことについてコメント。「ヴィクトリア・アロンソはいつだって女性のスーパーヒーローたちにとってのチャンピオンでした」と賛辞を寄せた上で、自身が俳優としてのキャリアを始めたばかりの頃は、どの現場も男性ばかりの“ボーイズクラブ”だったとして次のように語った。

 「私がキャリアを始めた最初の頃は、これは私のキャリアにおけるあらゆるケースに当てはまるのですが、ボーイズクラブに入れてもらえたことへの感謝を感じていました。“ソーセージパーティー”に招待してもらえて幸運だと。私はパンティを履いて、現場へ行く準備をしなければいけませんでした。私と、たくさんの男性たちという環境に行くのですから」。

 「それが今では、素敵なくらいに異なっています。私は女性同士の友情を感じられますし、シスターフッドを感じられます。不安を感じたり、困った時には、助けを求められる他の女性がいるように感じています」と続けて、今では現場で女性たちからの心強いサポートを感じられるようになったと明かした。

ミシェル・ファイファーやブリー・ラーソンともサポートし合っている

 エヴァンジェリンは、『アントマン』シリーズの新作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』のセットで、初代ワスプことジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファーの存在がいかに助けになったかについても触れて、「母親と一緒にいるような気分でした。シスターで、共演者でもあるのです。私たちはお互いを頼りにし合い、サポートし合いました」と振り返った。

 また、『クアントゥマニア』を英ロンドンで撮影していた際、同じくブリー・ラーソンも『キャプテン・マーベル』の続編『ザ・マーベルズ(原題)』をロンドンで撮影していたといい、「彼女と私は連絡を取り合っていました」とエヴァンジェリン。「撮影中に彼女と連絡を取り合ったんです。『ねえ、そっちの調子はどう? これからどうしようか?』って」と、お互いに近況を報告してサポートし合ったことを明かした。

画像: ミシェル・ファイファーやブリー・ラーソンともサポートし合っている

 「以前はそうしたことはありませんでした。全く異なるんです。ボーイズクラブにいる時とは別物でした。快適で、素敵で、マーベルの空間においてエンパワーメントを感じることができました。彼らがそうした素晴らしい取り組みをしてくれたことに感謝しています」とエヴァンジェリンは続けて語り、女性たちが快適に仕事をしやすい環境作りに取り組んだマーベルへの感謝を述べた。

 『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』は2023年7月28日に全米公開予定となっているほか、『ザ・マーベルズ』はそれに先駆けて2023年2月17日に全米公開される予定。(フロントロウ編集部)

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