『ゲーム・オブ・スローンズ』のドラゴンが現実に! アーティストが制作した彫刻がファンの間で話題に。(フロントロウ編集部)

『GoT』のドラゴンがこの世界に存在するとしたら…

 カナダで活動するアーティストのケヴィン・ストーンと、彼の妻が制作中のメタル彫刻が、多くの人を圧倒している。このたび2人が作っているのは…、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のドラゴン!

 ジョージ・R・R・マーティンによる原作小説をドラマ化したファンタジードラマでは、メインキャラクターであるデナーリス・ターガリエンとともにドラゴンが活躍。現在制作中のスピンオフドラマ『House of the Dragon(原題)』でもドラゴンが登場するなど、シリーズにとって欠かせないキャラクターとなっている。

 そんなドラゴンが、CGではなく、本当にこの世界にいる! 見る人をそんな気分にさせるケヴィンのドラゴンは、高さは17メートル、そしてなんと、重さは5,450キログラムの巨大さ。

 実物大といっても差し支えないサイズのドラゴンについて、ケヴィンは米CBCのインタビューで、「当然、非常に大きなチャレンジでしたが、想像していたよりもかなり良く出来ています」と自信をのぞかせる。

 20年間を溶接工として働き、その後、カスタムカーであるホットロッドのショップのオーナーとなった彼は、その技術とアートセンスによってメタル彫刻の制作を開始。彼が作った作品はシンガーのドリー・パートンによって購入されたこともあり、ドリーが手掛けるテーマパークのドリーウッドに飾られているという。

 ドラゴンの彫刻は、ある実業家からの依頼によって制作しているそうで、ここまで完成させるのに13カ月を費やしているそう。現在は、広げれば27メートルもの大きさになる予定の翼部分の制作に取り掛かっているという。依頼主の実業家は新居を建てているところでもあるそうで、ドラゴンの完成を急いではいないよう。

 さらにこのドラゴン、なんと火を噴く! 安全のためのテストはこれからだそうだが、そんな仕組みがあれば、“あの最終回”さえ再現できるだろう。

 メタル彫刻だからこそ表現できる重い存在感や、火を噴くというパフォーマンス。彼らの次回作にも期待。

(フロントロウ編集部)

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