映画会社のA24が、ロジャー・ミッシェル監督によるエリザベス2世のドキュメンタリー映画『Elizabeth(エリザベス)』の公開を決定した。(フロントロウ編集部)

映画『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の最後の作品

 映画『ノッティングヒルの恋人』で知られ、2021年9月22日に死去したロジャー・ミッシェル監督による最後の作品、『Elizabeth(エリザベス)』が米映画会社A24によって上映されることが決定したと米Deadlineなどが報じた。

 映画『Elizabeth(エリザベス)』は、イギリスの女王であるエリザベス2世の生涯を映し出すドキュメンタリー作品で、全米での上映日はまだ決定していない。

 故ミッシェル監督は、亡くなる少し前に本作を完成させていたという。

画像: 映画『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の最後の作品

 『Elizabeth(エリザベス)』は、“史上最も長生きし、最も長く在位した英国君主であり、最も長く在位した女性国家元首”であるエリザベス女王の、70年にわたる治世を描いた、ノスタルジックで高揚感のあるドキュメンタリー。

 イギリスでは、シグネチャー・エンターテインメント社が女王の即位70年に合わせ、6月3日に劇場公開するという。

 プロデューサーのケビン・ローダーは、「ロジャー(・ミッシェル監督)は、文字通り我々から去る前日に、この最後の映画を完成させました。彼の映画には、彼のトレードマークである感情や遊び心がすべて含まれており、私たちのほとんどが生まれたときに女王だった女性、そして今もなお女王である女性に対する真実の洞察を正直に探っています」と語っている。

 本作の日本公開はまだ決定していない。(フロントロウ編集部)

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