ラッパーのTドット・ウー(TDott Woo)がレコード契約を結んだ直後に銃撃を受けて亡くなった。(フロントロウ編集部)

ラッパーのTドット・ウーが逝去

 米ニューヨーク州ブルックリン出身のラッパーであるTドット・ウー(TDott Woo)が現地時間2月1日、地元であるブルックリンの通りで銃撃を受けて亡くなった。22歳だった。

画像: ラッパーのTドット・ウーが逝去

 地元警察によれば、本名をタージェイ・ドブソンというTドット・ウーは現地時間の午後2時ごろにブルックリンにある通りを歩いていたところ、通りがかった車の中から銃撃を受けて、頭部や左脚に被弾したという。彼はその後、病院に搬送されたものの、病院で死亡が確認されたという。

 2020年に自宅で銃撃を受けて亡くなった、同じくブルックリン出身のラッパーであるポップ・スモークとも友人同士だったTドット・ウーは、ポップ・スモークが2019年にリリースしたヒット曲「Welcome To The Party」に出演したことなどで知られる。Tドット・ウーは将来を期待されていたラッパーの1人で、楽曲銃撃を受ける数時間前に、音楽レーベルのミリオン・ダラー・ミュージックとレコード契約を結んだばかりだった。

 ミリオン・ダラー・ミュージックは訃報を受けてインスタグラムで彼に追悼の意を送っている。「最後の瞬間まで、あなたの友人でいられたことは名誉です。この先どこへ行こうと、何をしようと、あなたの思い出は私たちと共にあり続けます。安らかに眠ってください」。

 情報筋が米New York Postに明かしたところによれば、Tドット・ウーはダークな色のSUV車に乗った犯人に銃撃されたという。現地時間2月3日の時点でこの事件に関連した逮捕者は発表されていない。(フロントロウ編集部)

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