人気フランチャイズへと成長した『ワイスピ』
一大フランチャイズとなり、多くの人気キャラクターが登場する映画『ワイルド・スピード』シリーズも、スピンオフ作品を含めて10作品が制作されれば、ワイスピファミリーとはならなかったキャラクターも多く登場した。
とくに今から20年前に公開された初期の作品となる1作目と2作目は、3作目から6作目までを手掛けたジャスティン・リン監督が構築したシリーズの雰囲気とは違う空気間も感じることができる。
そして、ジョン・シングルトン監督による2作目に出演していたあの俳優が、『ワイルド・スピード』シリーズへの思いを口にした。
トヨタのスープラを運転していたスラップ・ジャック
『ワイルド・スピードX2』からは、今では大人気のリュダクリスが演じるテズが登場。そして、テズが取り仕切っていたストリートレースでトヨタのスープラ MK IVを運転し、ポール・ウォーカー演じるブライアンと競ったスラップ・ジャックのことを覚えているだろうか?
彼を演じたのは、その後、映画『侵入する男』やドラマ『ALMOST HUMAN/オールモスト・ヒューマン』で主演を務めたマイケル・イーリー。
Netflixの『窓辺の女の向かいの家の女』にもメインキャストとして出演する彼だが、世界的な人気を誇る映画シリーズとなった『ワイルド・スピード』には、ふたたび出演したいと思っているそう。米SRのインタビューでスラップ・ジャックの現在について思いを馳せた彼の口からは、さらに、リュダクリスの名前を出したジョークも飛び出した。
「もちろんそう願いますよ。彼は少し年を重ねたでしょうけど。そして願わくば、彼がどこかの時点で本当の名前を使うと良いですね。何も分からないですが。連絡ももらっていませんし。みんなは僕なしで多くのシリーズ作品を制作してきました。リュダクリスのせいですよ。僕が戻ってきていないのは、彼の責任だと思います」
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に登場したキャラクターたちが約15年ぶりに姿を見せて、大きな話題となった。とはいえ、3作目はリン監督作品。2作目に登場したスラップ・ジャックが、ふたたび登場することはあるだろうか…?
『ワイルド・スピード』の次回作には、ジェイソン・モモアが新キャストとして参加することが決定している。
(フロントロウ編集部)