ヴァネッサ・ハジェンズとエズラ・ミラーが共演した映画『ASKING FOR IT』の勢いがヤバい。(フロントロウ編集部)

怒れる女性たちの勢いが止まらない『ASKING FOR IT』

 ヴァネッサ・ハジェンズが、エズラ・ミラーと徹底抗戦! 映画『ASKING FOR IT』が注目を集めている。

 本作の主人公は、ウェイトレスとして働くジョーイ。彼女は、昔からの友人とデートに出かけた時に性的暴行を受ける。そんな彼女の傷に気がついたレジーナとベアトリスは、ジョーイを自分たちの女性グループに誘い入れる。

 社会は自分たちを守ってはくれないと分かっている彼女たちは、自分たちの手で片をつけるために動いていた。そんな彼女たちのターゲットは、ミソジニーの塊であり、支持者の男性たちを扇動するマーク。しかしマークの後ろには、さらなる敵がいる。暴力的な戦いは一体どこへ向かうのか…。

 ヴァネッサが演じるのは、女性たちのギャンググループ、チェリー・ボンバーズのメンバーであるベアトリス。シルバーアクセをジャラジャラと身につけ、ライダーズジャケットを着て、口ピアスを開けた怒れる彼女の姿は必見。

 チェリー・ボンバーズのメンバーとして、映画『X-MEN』シリーズのアレクサンドラ・シップや、『プレシャス』のガボレイ・シディベも出演しており、彼女たちが生み出す勢いからは目が離せない。

 さらに、本作で“明らかにヤバい”女性差別主義者であるマークを演じるのが、エズラ。本作のラスボスと見られるデヴィッド・パトリック・ケリー演じるシェリフに、「俺のイベントを狙うフェミニストがいるんだ。さらに防衛が必要なんだよ」と言うシーンもあり、チェリー・ボンバーズと徹底抗戦の構えだ。

 ヴァネッサは本作について、米Colliderのインタビューでこんな思いを語っている。

 「これは、物議をかもす物事に身を投じる超強い女性たちの物語。彼女たちは限界を押し破り、気まずいこととそうでないことの境界線を見極めている。このテーマに挑むとき、私たちはいつも怒りを燃やして取り組みません。でもそこは大事な部分で、そうしてみた場合にどんな素敵なものが出来上がるかを見るのが楽しみです」

 『ASKING FOR IT』は、全米で3月4日に公開。日本での公開は未定。

(フロントロウ編集部)

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