マーガレット・クアリーとシガニー・ウィーバーが主演を務める映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』の30秒予告が解禁となった。(フロントロウ編集部)

就職先は“J.D.サリンジャー”の出版エージェンシー!

 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で知られるハリウッドの新星マーガレット・クアリーと、映画『エイリアン』のシガニー・ウィーバーがタッグを組んだ映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』が5月6日(金)より全国公開となる。

画像1: 9232-2437 Québec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights reserved.

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 舞台は1990年代のニューヨーク。作家を夢⾒るジョアンナは、⽼舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。⽇々の仕事は、世界中から毎⽇⼤量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、⼼揺さぶられる⼿紙を読むにつれ、飾り気のない定型⽂を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個⼈的に⼿紙を返し始める。

 今回解禁となった30秒予告は、作家を夢⾒てニューヨークにやってきたジョアンナが⽼舗出版エージェンシーで働き始めるシーンから始まる。エレガントな⽩のロングコートを⾝にまとったベテランエージェントのマーガレットがタバコを⽚⼿に颯爽と出社し、新人アシスタントのジョアンナに厳しいダメ出しをしていく。

 ジョアンナの⽇課はサリンジャー宛の⼤量のファンレターに定型⽂を返信すること。彼女はファンの情熱に溢れた⼿紙に⼼を揺さぶられ、「きちんと返事をすべき」とマーガレットに意⾒をするが…。

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 本作は“⽂芸版『プラダを着た悪魔』”とも言われており、予告編も上司と部下が信頼関係を築いていく感動のドラマを想起させる展開になっている。

 ジョアンナ・ラコフの⾃叙伝『サリンジャーと過ごした⽇々』を映画化した本作。あの孤⾼の天才作家を⽀えた出版エージェンシーでの「知られざる実話」にも期待が⾼まる。

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 劇中でモデルになった出版エージェンシーは、1929年に設⽴された「ハロルド・オーバー・アソシエイツ」。サリンジャーをはじめ、アガサ・クリスティ、ウィリアム・フォークナー、F・スコット・フィッツジェラルドなど数々の⽂豪の作品の契約・著作権の管理などを行ってきた。本が⽣まれる現場での様⼦が垣間⾒える本作は、⽂学ファンも必⾒。

 映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、5月6日より日本全国で公開。(フロントロウ編集部)

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