小顔効果を狙ってシェーディングを入れたのに、なんだか肌から浮いて見える、引き締まって見えない。それ、もしかしたらシェーディングの「色味」が合っていないのかも。シェーディングを上手に取り入れるコツをプロが紹介。(フロントロウ編集部)

自分に似合う「シェーディングの色」は?

 自分の肌に合うチークやリップの色があるように、じつは立体的な顔立ちを演出する「シェーディング」にもさまざまな色味があり、似合う色もそれぞれ異なるとプロは言う。

画像: 自分に似合う「シェーディングの色」は?

 ニューヨーク市を拠点とするメイクアップアーティストのキャロライン・バリボーは「肌の色合いは人によって大きく異なるものです。そのため、個々が持つ肌色の特徴をよく知り、どのシェーディングの色味が自分の肌に適しているか学ぶことが重要なポイントです」と米Byrdieで指摘。自然な小顔見せ効果を得たい場合は、まず自分の肌色に合ったシェーディングを選ぶべきだとアドバイスした。

自分のアンダートーンに合わせて選ぶ

 では、自分の肌色に合ったシェーディングを選ぶためにはどうすべきか。キャロラインによると、自分の肌色に似合うシェーディングを選ぶうえで最も重要なのは、自分の「アンダートーン」を知ること。

 アンダートーンとは、肌本来が持っている生まれながらのトーンのことで、一般的に大きく分けて黄みがかった肌の「イエローベース」と、青みがかった肌の「ブルーベース」に分かれている。キャロラインいわく、このアンダートーンに合わせてシェーディングを選んだほうが肌になじみやすく、統一感のある自然な影をつくりだすことができるそう。

画像: 自分のアンダートーンに合わせて選ぶ

 ちなみに、自分のアンダートーンがわからない人は、手首の内側の色をチェック。手首の血管が青や紫っぽく見えたら「ブルーベース」、血管が緑っぽくに見えたら「イエローベース」だという。  

イエローベースの場合

 イエローベースの人には、少し黄みやゴールドみのあるシェーディングがおすすめ。キャロラインは「肌色がイエローベースやオリーブっぽい場合は、自然に肌の温かみが増すので、少し黄みのあるシェーディングを選ぶといいでしょう」とコメント。自分の肌より2トーン暗い色の「キャメル」や「イエローブラウン」などの暖色系のシェーディングを選ぶようアドバイスした。

画像: イエローベースの場合

ブルーベースの場合

 ブルーベースには、青みを含んだクールなシェーディングがぴったり。キャロラインは「肌色がブルーベースの場合は、青と赤のアンダートーンを適切なバランスで合わせたニュートラルなシェーディングがおすすめです」と語り、自分の肌より2トーン暗い色の「トープ」や「グレージュ」などの寒色系のシェーディングを選ぶよう助言した。

画像: ブルーベースの場合

 陰影効果で簡単に小顔な印象に導く「シェーディング」。自分の肌色にマッチしたシェーディングを上手に選んで、いつものメイクをアップデートさせてみて。(フロントロウ編集部)

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