マーベル映画には出演したくないジェイソン・ステイサム、“お断り”の対応にマーベル社長が感激!(フロントロウ編集部)

マーベル映画には興味ナシのジェイソン・ステイサム

 イギリス出身の俳優ジェイソン・ステイサムは、映画『トランスポーター』シリーズや『ワイルド・スピード』シリーズをはじめ、数々のアクション大作で活躍している人気俳優。

画像: マーベル映画には興味ナシのジェイソン・ステイサム

 かねてより彼は映画『アイアンマン』や『アベンジャーズ』などのアクション大作で知られるマーベル映画に出演するつもりはないと宣言しており、米The Hollywood Reporterのインタビューでは、壮大な世界観を作り出すためにCGを多用しているスーパーヒーロー映画には興味がないと語っていた

 彼は、CGを使ったアクションシーンは“誰にでもできる”としたうえで、「スタントダブルとグリーンスクリーン、そして2億ドルの予算に頼って、すべてCGで作られているのです。私にとっては、それは本物ではありません」とコメント。自分でアクションシーンをこなすことへのプライドを覗かせた。

 マーベルの社長は、そんな彼をマーベル映画にオファーした際に帰ってきた返答についてこんなコメントをした。

ジェイソン・ステイサム、“お断り”の対応もカッコいい

 ジェイソンはこれまで多くのファンにスーパーヒーロー映画の出演を望まれてきた。一時はドラマ『デアデビル』でブルズアイというヴィランを演じるのではないかとウワサされていたが、それは叶わなかった。

 2017年、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは米Den of Geekとのインタビューで、以前ジェイソンに役をオファーしたことがあるとコメント。それがどの役なのかについては明言しなかったが、スケジュールの都合でこの仕事を引き受けられないと言われたという。

画像: ジェイソン・ステイサム、“お断り”の対応もカッコいい

 ファイギ社長は「(オファーした)数日後、会議をしていたら、携帯電話が鳴ったんです。知らない番号だったけど、出てみました。すると、ジェイソン・ステイサムからでした。『うまくいかなくてすみません、また今度お願いします』って言われましたよ。彼はこれ以上ないくらい素敵な人でした!」と、エージェントを通して断わって終わりではなく、わざわざ個人的に電話して謝罪してきたジェイソンの礼儀正しさをベタ褒め。お断りされたというのにこの好反応とは、相当印象が良かったに違いない。

 マーベル作品はCGが多いから出演しないと明言していたジェイソンが、この時は、スケジュールを出演辞退の理由にした真意は分からないが、マーベルにはスーパーパワーを持つヒーロー以外にも、己の持つ力だけで肉弾戦に挑むヒーローも存在する。CGによるスタントを好まないジェイソンが出演したくなるマーベル映画も、今後生み出されるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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