アーティストのリゾが、実写版ディズニー映画の『リトル・マーメイド』の悪役アースラ役のオーディションを受けていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

リゾがアースラ役としてオーディションを受けていた

 実写版ディズニー映画『リトル・マーメイド』は、2018年に制作することが決定すると、主人公であるアリエルをグラミー賞新人賞にノミネートされたことがある姉妹デュオ、クロイ&ハリー(Chloe x Halle)のハリー・ベイリーが演じることが発表された。

画像: リゾがアースラ役としてオーディションを受けていた

 作中で存在感抜群の悪役アースラ役については、当時、アーティストのリゾや、リアリティショー『ル・ポールのドラァグ・レース』のジンジャー・ミンジが適任というファンの声があがっていた

 しかし、それはいちファンの意見で、ディズニー側はリゾを候補に入れていないと思われていたものの、じつはリゾが『リトル・マーメイド』のオーディションを受けたことを米Varietyで明かした。

オーディションの話は「あまりしたくない」

 米Varietyのインタビューを受けたリゾは、「ディズニーの実写版『リトル・マーメイド』のアースラのオーディションを受けたのはみんな知っていることだけど、私は選ばれませんでした。でも、私はとっても元気です。アースラとは関係ないけど、アースラをTHOT(That Hoe Over Thereの略で遊び人という意味)にしてお尻を振ってやろうと思ったんです」とじつはオーディションに参加していたと語り、得意のトゥワークをしようと思ったと、ジョークを飛ばした。

 またオーディションの内容については「私のオーディションは酷くなかったです。時々、ジョークを言うのが好きなんです。私のオーディションは良かった。ディズニーに聞けばいい。あまり話したくないんですけどね。歌は最高だった。それだけは言っておきます」と語っており、ひとまずシンガーとしての意地を見せたよう。

 残念ながらリゾはオーディションに落ちてしまい、実写版『リトル・マーメイド』のアースラ役は、俳優のメリッサ・マッカーシーが務めることに。『リトル・マーメイド』は、主演のアリエルをハリー、アースラをメリッサが演じるほか、エリック王子役にはドラマ『若草物語』のジョナ・ハウアー・キング、カモメのスカットル役には映画『オーシャンズ8』のオークワフィナ、魚のフランダー役には『ワンダー君は太陽』に出演していたジェイコブ・トレンブレイ、アリエルの父親で“海の王”と呼ばれるトリトンはオスカー俳優のハビエル・バルデム、そしてセバスチャン役にはミュージカル『ハミルトン』でラファイエット/トーマス・ジェファーソンを好演してトニー賞で助演男優賞を獲得したダヴィード・ディグスが出演することが決定している。

(フロントロウ編集部)

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