『ザ・バットマン』を一足先に鑑賞した批評家からの評価があがってきており、クリストファー・ノーラン監督作品に引けを取らない好評となっている。(フロントロウ編集部)

『ザ・バットマン』が歴代2位の高評価

 マット・リーヴス監督がメガホンを取り、ロバート・パティンソンが主演を務めた映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、DCEUに属さない単独映画。

 DCコミックスのキャラクターをベースにした単独映画としては、2019年の『ジョーカー』に続き、バットマンが主人公の映画としては、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』3部作以来の映画作品となっている。

 ノーラン監督の『ダークナイト』はアメコミ原作映画の立ち位置を変えたと言われるほど評価されており、ファンも多い。その後にバットマン作品を制作することは大きなプレッシャーをともなったはずだが、リーヴス監督の力量はノーラン監督のそれに負けなかったよう。

画像: マット・リーヴス監督。

マット・リーヴス監督。

 現在、アメリカで一足先に『ザ・バットマン』を鑑賞した批評家からの反応があがってきている。批評家と観客がそれぞれ評価をつけることができ、その平均値はフレッシュさを表す数値で示される映画サイトのRotten Tomatoesでは、すでに166名の批評家が評価を投稿。

 その結果、『ザ・バットマン』のフレッシュさは87%の高評価を記録!

 これは、歴代バットマン映画のなかでも同率2位にランクインするもの。ちなみに、過去のバットマン映画も含めたランキングは以下のようになっている。

『ダークナイト』/94%
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』/87%
『ダークナイト ライジング』/87%
『バットマン ビギンズ』/84%
『バットマン リターンズ』/80%
『バットマン:ザ・ムービー』/79%
『バットマン』/72%
『バットマン フォーエヴァー』/39%
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』/29%
『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』/12%

批評家からの評価

 また、批評家たちはSNSにそれぞれ感想も投稿している。

 「『ザ・バットマン』には10点満点中10点をつける。2年目のバットマンは生々しく、エモーショナルで、リアルで、そして暴力的…。なんてバットマンなの!ロバートはやりきった!ペンギンとリドラーも素晴らしかった!セリーナは、これまでもそう描かれるべきだったように表現されていた!大きなスクリーンで見て!!!なんて経験なんだろう!」

 「壮大な順序の映画だ。『ザ・バットマン』はコミック原作の作品としては最もアートとして際立っている。マット・リーヴスは、(撮影監督の)グレイグ・フレイザーの素晴らしさを示し、ゴッサムを琥珀色に包む壮大な探偵物語で観客を圧倒した。ロバート・パティンソンは陰気なバットマンを演じきった。ワーナーブラザースは勝者だ。9.5点」

 「『ザ・バットマン』を見終わった後の私の最初の反応は、すでにまた見たいというものだった。この映画に出ているすべての人は完璧。PG-13の年齢制限を押し返した。多くの張りつめた瞬間。それは私が求めていたすべてだった。ロバート・パティンソンこそがバットマンだ」

 「ワォ。『ザ・バットマン』は、すべてのバットマン映画のなかで“最高”。ロバート・パティンソンはこの役に完璧&マット・リーヴスの方向性はすべての制作部門でエンジン全開で輝いている。見事な技術的成果は、すべてのコミック原作映画のなかで最も偉大な1つとなった」

(フロントロウ編集部)

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